仲介手数料と不動産営業マンの給料・仲介手数料はどのくらい反映される?

仲介手数料と不動産営業マンの給料・仲介手数料60万円払ったらいくら給料あるの? 仲介手数料

不動産を購入するときに、実際にお客さんが話をするのは仲介業者の営業マンの場合が多いと思います。あの胡散臭かったり、恐かったり、頼りなかったりする人たちのことです。その不動産営業マンがいくらの給料をもらっているか気になりますよね

おるすま内田
おるすま内田

澤田さんの給料はものすごい割合渡してますけどね(笑)

おるすま澤田
おるすま澤田

いやいやいや(笑)

今回はそんな仲介手数料と不動産営業マンの給料について解説していきたいと思います。

仲介手数料と不動産営業マンの給料・仲介手数料はどのくらい反映される?

仲介手数料と不動産営業マンの給料・仲介手数料60万円払ったらいくら給料あるの?

有名な話ですが、不動産会社は給料の歩合の比率が高いです。不動産仲介会社はたくさん契約し仲介手数料を売り上げた営業マンにはたくさんの給料を、あまり売らない営業マンにはちょっとしか給料を出しません。

例えば仲介手数料60万円払った場合、どれだけのお金が営業マンに行くのか。それは会社によります。ですが大別するとこんな感じのようです。

  1. 完全固定給なので0円(ボーナスにちょっと反映)
  2. 固定給少なめで10%の6万円もらえる(ボーナスにほんのちょっと反映)
  3. 固定給なしで50%の30万円もらえる(ボーナスもなし)

それでは詳しく解説していきます

1.完全固定給なので仲介手数料が入っても給料は変わらない

仲介手数料と不動産営業マンの給料・仲介手数料60万円払ったらいくら給料あるの?

不動産業界は歩合制が多いと言いましたが、ちらほら完全固定給の営業マンもいます。都会を中心にいるイメージがあります。この場合は仲介手数料をもらっても給料は変わらず、普通の会社員と同じように業績によってボーナスが変わるという程度です。

具体的には、契約したけどまあ給料は変わらんし、次の契約あるな。なんかいつも同じ作業やな。という感じです。

営業マンの営業能力やモチベーションに左右されにくい特殊な不動産商品やビジネスモデルの会社の場合が多くに事務作業メインの不動産営業マンになります。

われわれが携わる建売新築一戸建ての販売営業マンとしては皆無に近いと思います。販売現場では、そんな人に会ったことはありません。

2.固定の給料少なめで歩合は10%くらい

仲介手数料と不動産営業マンの給料・仲介手数料60万円払ったらいくら給料あるの?

有名な不動産業者はこの方式をとっていることが多いです。大手になればなるほど固定給があがり歩合の比率は5%になったり8%になったりします。

具体的には、固定給でもらえるのが15万円で、契約して仲介手数料60万円もらえたので60×10%の6万円歩合給がついて、今月21万円やわー、普通の会社員もっともらってるんちゃうん。という感じです。

若い営業マンに多い雇用形態と言えます。毎月くらしていくような最低の給料は欲しいし契約を上げて給料も増えたらうれしい。経験も積みたい。というような不動産営業マンがこの形態で働いています。

みなさんがお会いするほとんどの不動産営業マンはこれに当たると思います。会社や役職によって固定給の額や歩合のパーセンテージは変わってくると思いますが。

3.固定の給料なしで仲介手数料の50%もらえる

仲介手数料と不動産営業マンの給料・仲介手数料60万円払ったらいくら給料あるの?

いわゆるフルコミッションというもので毎月の固定給はありません。ただ契約をすると歩合は50%なので、その時にもらえる金額は高額になります。

具体的には、契約して仲介手数料60万円もらってきたので、今月30万円持って帰れるわ。ま先月は0円やったけどな。という感じです。

2000万円くらいの取引を想定して仲介手数料60万円としてきましたが、金額がもっともっと高い場合もありますし、両手取引と言って売主買主両方から仲介手数料をもらえる場合もありますので、給料が高いときはものすごく高くなる可能性があります。

ベテラン営業マンや2.の固定給少しもらいながらの会社で経験を積んだり、トップセールスマンだった人など、不動産経験豊富な営業マンがこの形態で働いています。

この仲介手数料どうなってる?営業マンの給料制度の見分け方

仲介手数料と不動産営業マンの給料・仲介手数料60万円払ったらいくら給料あるの?

「この契約で仲介手数料〇〇万円払ったけど、この営業マンにいくら入るんやろ?」と気になる場合、聞いてもほとんどの場合は答えてくれません。そこで営業マンの感じをみて給料制度を予想することができます。

まずほとんどの場合②の固定給少な目タイプです。こういった給料体系の会社の不動産営業マンの特徴は

  • そもそも会社名は聞いたことがある
  • 仕事に忙殺されている・アポイントが合わせづらい
  • 何事も上司に確認が必要
  • スーツを着ている・揃いのユニフォームがある

逆に③固定給なし歩合50%の場合の特徴は

  • 初対面の時は会社名を聞いたことがなかった
  • 暇そう・自由そう
  • その場で仲介手数料の割引などの決断をする
  • 服装が自由

という感じです。

そのほかにも営業が激しいとか悪徳とかそういう要素もあるにはあるんですが、正直②と③ではあまり変わりません。②の営業マンでもノルマが厳しくガンガン営業する人もいれば、仲介手数料を多くしても歩合の割合が低いからとあまり営業しない人もいます③の営業マンでも歩合たくさんもらえるのでガンガン営業する人もいれば、ノルマがないので営業しない待ちの姿勢の人もいます

①の人はそもそもめったにいません。

不動産営業マンの給料は仲介手数料以外にもある

不動産営業マンの給料は仲介手数料以外にもある

不動産営業マンの給料は、固定給や仲介手数料などの歩合給のほかにもう一つあります。それは他の業者からの紹介料などです。

たとえば、家を買ってもらったとして、その家をリフォームしたい、追加工事をしたいという時の工事業者を紹介して、紹介料を会社を通さずに個人的にもらったりするケースがあります。

これは工事業者の紹介だけでなく、引っ越し業者・ネット回線なども紹介料がもらえる場合があります。時には物件の売主から仲介手数料以外に別途営業マン個人にお金が支払われているというケースまであります。

金額としては少額の場合のほうが多いですが、本当に会社からもらえる給料と同じくらいの額を紹介料でもらっている営業マンもいるほどです。

仲介手数料と不動産営業マンの給料・仲介手数料はどのくらい反映される?:まとめ

仲介手数料を60万円払った場合は、多くの場合、固定給とともに6万円不動産営業マンに支払われる

会社や雇用形態によっては仲介手数料を60万円払ったら30万円が不動産営業マンに行く場合もある

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