新築一戸建て購入の決断できない３つの理由・あなたはどれに当てはまりますか？

新築一戸建てを検討している時に一生に一度の大きな買い物ということもありますので、なかなか購入の決断ができないということもあると思います。

今回はそんな新築一戸建て購入を決断できない３つの理由について紹介していきたいと思います。

建売新築一戸建て決断できない３つの理由

新築購入を色んな理由で決断できない方がいると思います。自分がなぜ決断できないのか考えてみて、対策の考え方を「気休め程度」に考えてみていただければと思います。

①もっと良い物件あるかも

もっと良い物件が出てくるかもというのは不動産に限らずとも同じような悩みを持つことは多いと思いますが、不動産の場合は一度買ったら変更したり書い直したりが難しいという部分により悩んでしまう要素があります。

建売新築一戸建て販売とかでいうと、「待てばもう少し値段が下がるかもしれない」というのもこの悩みの一つとも言えます。

対策：検討がしきれていないという思考

対策としては、考え疲れるくらいまで考えるしかないです。考え疲れて「これでいいか」という風になるまで検討を深めるしかありません。具体的には探しているエリアや金額帯を周辺1割くらい広げたりして物件を数多くみてみるというのも良い方法です。周辺を見ることによって本命で探している希望条件の範囲内の物件がより詳しく見えることがあります。

またこれは根本的な解決策にならないことを理解することも大切です。他にもっと良い商品が出てくるかもしれないというのは予言者じゃないとわからない内容です。ですのでこれが原因で悩んでおられる方は、「良い物件が出てくるかもしれない」ではなく「そんな余計なこと考えるくらい検討がまだ納得いくまでできていない」というところに着目する必要があります。

気休め①探さなくなるからもっと良い物件も出てこない

新築一戸建ては探している間は、物件が次から次へと出てきて、検討材料がどんどん増えていきます。でもよく考えてみると、家を買ってからは「近所のあの家〇〇さん離婚して2000万円で売り出してるらしいよ」くらいの情報しか日常生活で出てきません。

スーモやホームズなんて当然みなくなりますし、この手の記事も見ることもなくなると思います。ポストに入るチラシは目にしますが、探されている時のテンションで見ることができなくなるので入ってくる情報量も限られてきます。

真剣に探して「良い物件が無いな」っていってるのに、真剣に探してない時に良い物件なんて見つからないのである意味安心してくれて大丈夫です。

気休め②購入後は正当化する思考するから大丈夫

先ほどのチラシの例などもそうですが、良い物件が見つかったら嫌なので見ないように自動で自分の脳が働いてくれる部分もあります。

検討中に見たらもしかしたら一目惚れするような新築一戸建てだったとしても購入後にチラッと街で見かけると、「でもバルコニーあそこは無いな」とか自動的に粗探しをしてくれます。

購入した後は自分が買った行動を正当化する思考を自動でしてくれるので、ある意味安心していてください。

②損したらどうしよう

次に新築一戸建ての購入を決断できない悩みは「損したらどうしよう」系です。

不動産の購入は金額も高く、その価値のないものを買ってしまうと金額が高い分ダメージの大きい商品になります。ですので損をしたらどうしようという考え方になるのも仕方ない話かと思います。

これは賃貸派と購入派の論争のように、「こんなマイホームとか要る？賃貸で良くない？なんでかって・・・」というようなお話も経済的なメリットのお話になりがちですので、こういった考え方もこの悩みに含まれるものです。

対策はこれも検討をすすめる。

金銭的価値で損得勘定をして決めるというのは、計算をしていけば答えの出る話ですが、上辺のどこかのネット記事の受け売りみたいな話で言っているだけの方もいます。この計算はきちんとすべきというところでいうと新築を購入した場合の再販売価格の検討までしておいてほしいところです。

自分たちが探しているエリアで中古一戸建てがいくらくらいで売られているのかというところも見ているというところまで行くときちんと検討して悩んでおられるということが言えますし、そこまで検討していくとまた違った見方も生まれてくるので購入するかしないかの決断も出やすいと思います。

気休め①もう金銭的価値で測れないでしょ。

この悩みは夫婦で意見が違うという場合も多いので難しい問題です。

損するかどうかは金銭的な問題であるため最終的に計算をしていけば悩んでいる人の、買うか買わないかの答えには辿り着けます。

しかし相手が「夢のマイホームの実現」というような金銭的な価値では計算していない要素を求めて購入を検討している場合は難しくなります。

もうその指標では測れない問題でしょって思う時も多々あるのを理解しなければいけない部分もあるでしょう。

気休め②本当に金銭的価値で考えてる？気分じゃない？

建売新築一戸建てを販売していると金銭的な価値を基準に購入を悩まれる方はたくさんいます。「数字をきちんと出して考えられる方だな」と思うと同時に、新築購入を検討するタイミングや結婚のタイミングなどを見ていると、「仕事の調子がいい時に決断してるやん」ってケースがほとんどです。

仕事がどうなるというような将来のことも正直どうなるかわかないような金銭面での話です。同じ人でも別のテーマのことになるといきなり金銭的な計算ではなく気分による判断をしているのが見受けられるケースもあるので、頑張って計算してもその程度のことということも言えます。

③住宅ローンを払っていけるか心配

最後に住宅ローンを支払っていけるかという悩みがあります。

これは一番現実的な悩みだと思います。今までは実家暮らしで負担がなかったり、負担があるとしても賃貸住宅で苦しくなっても負担を下げることはできなくはない環境にあったものを、新築一戸建てを購入するということはそれを将来にわたって、多くの場合35年間もの長期間「固定する」という決断になるので、もし何かあった場合大丈夫かなという悩みは当然のことと思います。

対策：やはり検討強度を上げるしかない

これもやはり解決策は同じですが、自分が納得いくまで検討をすすめるしかありません。

住宅ローンの支払いの話ですが、自分の収入が将来どうなるのか、子供をどんな育て方をするのかというような予想も難しい要素がたくさんあるので検討自体困難ではあります。

かつそれをどれだけ不安に思うのかという感情面の話であったりもするので、ファイナンシャルプランナーに計画してもらって納得いくという類のものでも本質的にはありません。そういった専門家の意見を参考にしつつ自分で納得いくまで考えるというところが必要になります。

そして意外と最も大きな要因が「どれだけ無駄遣いをする家庭なのか」というところです。子供の学費などはググれば出てきますが、住宅ローンの支払いは計算で出すこともできます。ですが、毎日電気代を気にして電気を消して回るのか、大して見もしないNetflixとかAmazonプライムとか契約しまくっているのかは自分で考えていかないといけません。

気休め：それを解決できた人はまだ誰もいない

気休めとしては、それを解決できた人はいないということです。

住宅ローンのお話でそういった部分が不安になるのは仕方ない話ですが、将来予測も含めたお話なので完全に悩みがなくなることはないということです。

心配になる最悪のケースと同じくらいの確率で、宝くじが当たる可能性もあれば、出世して給料が上がる可能性もあります。

もうこれ以上考えるのは無理かなというところまで検討をすすめると、そこで出た答えが答えだと思うしかないです

まとめ：新築一戸建ての購入を決断できない3つの理由

• ①もっといい物件が出てくるかもしれないと悩む
• ②損をするんじゃないかと悩む
• ③住宅ローンなどの支払いが不安で悩む
• どれも解決しないので検討するだけして出た答えで納得するしかない

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