不動産を探していたりすると、不動産業者が企業のイメージキャラクターに芸能人を使っているのを見たりすると思います。
おるすまでは社長が自ら広告塔になっていますが。。
今回はそんな不動産業者とイメージキャラクターについて紹介していきます。
最近増えた不動産業者の芸能人の広告起用について
確かに不動産業者というと大きい会社になるとCMや広告に芸能人を使う場合があります。特にハウスメーカーなんかでは、イメージが重要ですので超有名な芸能人を広告塔に使ったりします。
少し古いですが、タマホームは木村拓哉さん。大和ハウスはダイワマンの役所広司さんのCMなんかは個人的には凄く印象に残っています。
不動産仲介業でも大きめの仲介業者は有名に芸能人をイメージキャラクターに起用したりします。
コメント紹介：ヒロミさん使う不動産業者急増？
そんな中タレントのヒロミさんを使う不動産業者が急増した？というような話もありまして、
YouTubeの質問募集の方にコメントで質問いただいた内容を紹介すると
私はそんなご意見番みたいなポジション違うから。
確かにヒロミさんを広告塔に使う不動産業者は増えた印象にあります。これは後でも解説しますが、特定の芸能人の肖像権をサブスクで利用可能なサービスが展開されており、不動産業者に限らず「ヒロミさんを起用する企業」は多くなっていると言えます。
そのエリアの有力２社が同一の芸能人を起用
ひとことあるとすると、近隣の同種同業の会社が同じ芸能人を広告に起用している時の「なんとも言えない感じ」はあるかと思います。
不動産業でもある市の2大不動産仲介業者がヒロミさんを広告起用し、「え？一緒の会社なん？」「あれってオーナーが一緒の会社なん？」って一般のお客さんから他業者である我々に質問が飛んでくるほど一般消費者は混乱する部分もあります。
ほんでどっちの不動産屋のヒロミさんも同じような安定感ある笑顔されてるから。
またそういった近くに同じようなことをする企業があると、広告起用の効果も薄まる部分もあるので、あまりにも同じ芸能人を近隣の同業同種のサービスで起用することについては疑問です。
芸能人をサブスクで使えるサービス
このヒロミさんを使う不動産業者が増えたという話に関しては、先ほどいったように芸能人の肖像権をサブスクで使えるサービスで、アクセルジャパンさんという会社が手掛けているサービスです。
ヒロミさんの横に小さい字で「アクセルジャパンアンバサダー」って書いてあります。
詳細はアクセルジャパンさんのHPをご覧ください。
HPを見てもらうと、ヒロミさんの他にも名倉潤さん・板野友美さん・篠田麻里子さん・上地雄輔さん・鈴木杏樹さん・岡田結実さん・藤森慎吾さん・赤星憲広さんなどなどたくさんの有名人から選ぶことができます。
HPによると初期費用０円・月額４０万円からこういった有名人を広告に使えるということで、中小企業にとっても現実的な広告費の範囲内でこのような方々をイメージキャラクターに使うことができるわけです。
不動産業者の企業広告と安心感
不動産業者にとって安心感というのは重要な要素になります。今回解説したようなヒロミさんをサブスクで広告塔に起用するような広告戦略を含めて、どれだけ安心して仕事を依頼してもらうかというところが集客の大事な部分になります。
不動産業は安心感が必要な業界
どんなビジネスもそうですが、不動産業は買い物の金額が大きくなる業界ですので、他の業界よりもその企業に対する安心感というのはより必要になってきます。
建売新築一戸建てでいうと2000万円くらいから1億近くの物件の場合もあります。そんな高い買い物をするのだから少しでも安心なところに依頼したいというのは誰しもあると思います。
不動産業者の安心感の出し方はそれぞれで…
不動産業者の安心感の出し方はそれぞれで、
- 広告塔に有名人を起用する
- 人通りの多いところに路面店を出す
- そもそも財閥系の不動産業者である
- 街の看板に広告を出す
- 社長がYouTubeに出る
などなどお金がたくさんかかる取り組みが多くなりますが、社長がYouTubeくらいならどの企業もできます。
芸能人の広告起用が安心感の本質ではない気はする
しかし芸能人の広告起用が安心感やその会社が提供するサービスの良さを表す指標でもなくなってきているのも事実ではあります。
車業界などでも芸能人を起用するような大きな企業が不正を行って大きな社会問題になりましたし、不動産業界でも大手仲介業者の営業マンが建売新築一戸建てを購入するときに最適な営業マンかと言われたら違うような気もします。
大手だからいいということでもないと思います。
また広告費の問題も常にあります。有名ハウスメーカーの建築費を語るときに、「あそこのハウスメーカーは芸能人の〇〇を広告に起用しているからあんなに家を建てるのが高い」「一軒あたり〇〇万円の広告宣伝費が上乗せされているからこの値段だ」というような（多少大袈裟な表現ではありますが）ことが言われたりします。
しかし不動産業者の経営者の立場でいうとあながち間違いでもない部分がありまして。
月々40万円を払って広告に誰を起用しても、建売住宅を良い条件で買ってもらうというような不動産仲介サービスの質が向上するわけでもありません。広告費がどこかに皺寄せが来るのは事実といえば事実です。
そういったことを考えると芸能人の広告起用＝安心ということで不動産業者を選ぶのも問題があると思います。
個人的には元阪神の赤星さんがいいと思います。
それぞれの業界に応じて起用する有名人の向き不向きというのがあります。不動産仲介業界でいうと「頼り甲斐がありそうな」「安心感のある」芸能人が起用されたりします。
賃貸やハウスメーカーなどでは親しみやすい芸能人、女性や若手俳優なども起用されることがあります。
こういったことを考えるとアクセルジャパンさんの中でいうとヒロミさんなのかなというようなところで選ばれる不動産業者が多いのかなと思います。
でもヒロミさんで近隣業者と被るくらいなら赤星さんが良いと思います。
元阪神のプロ野球選手赤星憲広さん。知名度はヒロミさんよりないんでしょうけど、盗塁王にも輝く俊足の野球選手ですので、迅速性が求められる不動産仲介業に合っているかなと思います。アクセルジャパンさんのサービスも選べる芸能人が少なかったので「ヒロミさんの広告多いな」ってなっているだけで選択肢が増えればそんなこともなくなるのかなと思ったりします。
最近増えた不動産業者の芸能人の広告起用について：まとめ
- タレントのヒロミさんを広告に使う不動産業者が増えた？
- 芸能人をサブスクで広告で使えるサービスがある
- 有名人を広告起用して安心感を生み出す
- 不動産仲介業者では安心感・大手感が重要
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