建売新築一戸建てを販売していると他社の営業マンの営業活動について噂で耳にすることがあります。
お客さんから聞いたりハウスメーカーから聞いたりして。
そんな中で大手不動産仲介業者の営業マンの悪評というのも聞きますし、ネット上などでもよく書かれていたりします。今回はそんな大手仲介業者の営業マンの悪評が多くなる理由について紹介していきます。
大手不動産仲介業者で営業マンの悪評が多くなる理由。
この話題になるとどこから大手不動産業者なのか問題というのが出てきます。
駅前に店を構える財閥系不動産業者のみなのか、この地域といえば…というような地域に何店舗もある不動産業者までなのか
おるすまは2店舗・営業マン5人なので絶対大手不動産業者ではないですが。
そんな有名な不動産業者に関しては営業マンの悪評というのもよく目にするという部分もあります。
取引件数が多いから…
まず単純に取引件数が多いからというところがあります。取引件数が多いとトラブルになるケースというのも出てきますので、そう言った意味で大手は悪評が見つかりやすいという部分もあります。
逆に不動産業者でいうと社長が一人でやっているような不動産業者もいますが、そんな月に一件取引があるかないかというレベルで悪評が立つことはあまりありません。悪評があるかどうかではサービスの質は計りにくいところがあります
じゃあいい評判を基準に業者選びすればいいかというとそれも難しくて。
いい評判、いい口コミなんてもので言うと大手・中小に関わらず「頑張って作る」ことができたりします。契約していただいた方にお願いして、「★5で評価してださい」なんてことを言いながら口コミを増やすというようなことも行われています。
営業マンも多いから…
大手が悪評が立ちやすい要因として営業マンも色々な人がいるからという要因もあります。
特に新人営業マンというのもいますので、対応の仕方がそもそもわかっていない場合などはトラブルになりやすいです。
その話では中小不動産業者にも新人営業マンはいるのではないかという話もありますが、意外といません。基本的には大手不動産業者で新人時代を過ごし、育ったら社員への給料還元率の高い中小企業に移籍するというのが流れになるので、中小企業にはそれなりにできる営業マンが多くなります。
そういったこともあり、大手で新人営業マンに担当されたなどによってトラブルになり悪評が立つ要因になっています。
とはいえ中小不動産業者にもヤバい経験不足営業マンはいます。
中小企業の新人は「オールドルーキー」が多いです。他業種からの転職組で不動産営業経験が浅いタイプです。大手ほど教育体制がしっかりしていないので中小のこういった「おじさん新人営業マン」はより大きなトラブルになりがちです。
上司の方を向いている営業マン
あと大手不動産業者のクレームが発生する要因としては、大手不動産業者はどちらかというと「軍隊系」で上司の方を向いている営業マンが多くなるというところです。
中小不動産業者になればなるほど上司との距離感は近く、お客さんにサービスする話でも「あとで社長に頼むから」的なテンションで接客する場合も出てきます。
ですが大手不動産業者になるとそうはいきません。
サービスは「無理です」で切り抜けないと上司に怒られるし…。上司の意向を聞いて話を進めるという方になるのが一般的です。そうなるとお客さんからすると、本来はお客さんである自分が最優先にしてもらえるはずの話が、上司が1番優先事項みたいな感じになりトラブルの原因になります。
無理な集客をしている
もう一つ大手不動産業者で悪評が立ちやすい要因は、無理な集客をしがちというところがあります。資金力もありかつ営業マンも多いですので、たくさんのお客様が必要になってきます。
そうなってくると本当は薄く検討しているだけのお客さんというのも問い合わせとして獲得し、営業マンに対応させないといけなくなります。
どんな話でもなんとかするのが営業マンの仕事なのでそのやり方自体は正しいですが。
そういったことをしていると、無理な営業をせざるを得なくなり
- 資料を請求しただけなのに家に来られた
- 場所を知りたかっただけなのに1時間電話された
というようなトラブルを生んだりします。
建売購入では大手?中小?不動産業者の選び方
建売新築一戸建て購入で大手不動産業者に行けばいいのか中小不動産業者に行けばいいのかというところは悩みどころです。
超大手は建売新築一戸建ての営業をほぼしてない
超大手不動産業者ほど建売新築一戸建て販売を真剣にやっていないので、超大手不動産業者は避けた方がいいというところがあります。
建売新築一戸建てというのは「一般媒介」の物件で、「自分が頑張っても他社が売って結局利益が0」になる確率がある不動産物件になります。
駅前に店舗を構えるような財閥系の不動産業者や地域に何店舗も店を構える不動産業者は、「一般の方に不動産売却の依頼を受けてそれを販売する」取引をメインに行います。これなら他社が購入者を見つけてきても売主からの仲介手数料はもらえる不動産物件です。(あわよくば自分で買主を見つけてきて両手仲介ができます)
そんな取引が基本の超大手不動産業者にとっては、他社との競合になり頑張って案内に行っても利益がない場合がある「建売新築」は時間を割くには値しません。
超大手は建売販売では積極的に広告もしないのでお客さんも集まらず、契約数も少ないです。
そうなってくると取引実績が少ないので、買主に有利な条件というのも引き出しづらくなり、建売新築一戸建ての購入の依頼先としては微妙な業者ということになります。
そうなると超大手不動産業者以下の中堅クラスか小規模仲介業者というところになりますが、やはりスーモなどのポータルサイトで建売物件を多く掲載しているところや、現地でオープンハウスしている業者に行くのが安全な不動産業者選びと言えます。
悪評で見る不動産業者像
不動産業者のネット上での評判で不動産業者を選ぶという方法はなかなか無理があります。
いい評判はほぼほぼヤラセ口コミです。
しかし同業の不動産業者として悪評を見ることでどのような活動をしているのかというのが推し量れるという業者同士の口コミの見方があったりします。
悪評というのは「やりすぎてクレームになっている」ケースが非常に多いので、企業としてそこで努力している。そこに強みがあるケースが多いです。
- 契約を迫るこんな営業されました → ゴリゴリ営業スタイル
- 話し方が…服装が… → 自由な社風&成績至上主義的な
- 夜遅くにチラシが投函され → 社員総出で夜チラシ配るスタイル
というようなことで悪評は何が要因でよく売っているんだろう。どこが強いんだろうというようなところを考える時の参考にしたりします。
悪評は恨みつらみがこもった長文の場合が多いですので全部を信用することはできませんが。
そういった悪評も含めて不動産業者や不動産営業マンを判断する必要があります。
大手不動産仲介業者で営業マンの悪評が多くなる理由:まとめ
- 取引件数が多いと悪評が増える
- 営業マンの質も結構バラバラなので…
- 上司の方を向いてお客さんの方を向かない営業マンがいる
- 無理な集客方法で無理な営業をする場合がある
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