建売新築購入するときに大手仲介業者に頼んだ方が良い?それとも地域密着?

建売新築買うなら大手仲介業者?それとも地域密着? 建売新築

建売新築一戸建てを購入するときには「仲介業者」に依頼することになります。そんな時、誰もが名前を聞いたことのある有名な大手仲介業者に頼むのか小さなどちらかというと地域密着っぽい業者に頼むのかという選択があります

おるすま内田
おるすま内田

名前聞いたことあるところは安心感がありますよね

おるすま澤田
おるすま澤田

名前が売れてるだけでちゃんとしてくれそうって思うのはわかる。

今回はそんな建売新築一戸建てを購入するときの仲介業者選びについて紹介していきたいと思います。

建売新築一戸建て購入・大手仲介業者?それとも地域密着?

YouTubeおるすまチャンネル「大手仲介業者が良い?それとも地域密着?」

建売新築一戸建てを購入するときにどんな不動産仲介業者に依頼するのか。そんな真剣に考えたこともない方も多いかもしれません。皆さんはどんな風に建売新築一戸建て物件についてお問い合わせするでしょうか。

スーモとかホームズとかアットホームで見て適当に問い合わせする

そうなると、まず不思議に思うことが、1つの物件に対して複数の不動産仲介業者が広告をしていることです。

普通はそんな状態でも目についた仲介業者に気にせず問い合わせをされると思いますが、今回は仲介業者選びについて考えていきます

複数の業者が1つの物件を販売している建売業界

複数の不動仲介業者が1つの物件を販売しているのが建売新築一戸建て販売の基本になっていますが、われわれのエリアで言うと1物件に対して平均8社ほどの仲介業者がスーモに物件広告を出しています

どの不動産業者に問い合わせるべきなのかというところは意外とお得に新築一戸建てを買うための運命の分かれ目になっています。今回は大手と小規模企業について考えていきます。

そもそも小さいところも多い不動産業界

とはいえ建売新築一戸建ての仲介業は不動産業の中でも大きな資本が無くても、スキルと経験があれば比較的独立開業がしやすい分野になります。

そうなると先ほどのスーモやホームズなどポータルサイトで建売新築一戸建てを販売している仲介業者も小規模企業が多くなるのは実状です。

実状で言うと大手は1社くらいあとはフランチャイズの零細企業かそうでない零細企業で構成されています。

大手仲介業者か聞いたこともない仲介業者か

建売新築買うなら大手仲介業者?でもフランチャイズって大手って言える?

大手仲介業者か聞いたこともない仲介業者かという質問になると、皆さん大手仲介業者と答えると思います。やっぱり名前くらい聞いたことがあるところになんでも頼みたいですよね。

大金を使うかもしれない不動産購入ならなおさらです。

①本当に大きい会社?フランチャイズ問題

建売新築一戸建て購入で「聞いたことのある」企業に問い合わせをしようとすると、ただのフランチャイズに加盟しているだけで実際は小さい企業に当たるという問題があります。

よく聞くの不動産フランチャイズで言うと「センチュリー21」や「ハウスドゥ」などが挙げられるでしょう。

建売新築一戸建て販売は他の不動産商品と比較して営業マンの技術はあまり要らない商品なので、フランチャイズ業態と相性が良く、仕組化がしやすいビジネスになっています。

ですが、これって・・・果たして、大きい企業に当たるのか?という疑問が出てきます。

つい先日オープンした不動産仲介業者もフランチャイズ加盟すれば「センチュリーさん」です。

②仲介に資本的な巨大さを求める必要がどこまであるか問題

次に仲介してもらうことにそれほど巨大な資本の企業であることを求める必要があるのかという問題です。

確かにハウスメーカー・売主は大きい企業の方が安心というのはなんとなく納得がいきます。新築には10年保証と呼ばれるような建物の保証がありますので、それをきちんとやってくれる企業かどうかは重要です。極端な話3年後につぶれるような企業ではダメなわけです。

ですが仲介に関しては「そこまで?」というような気持ちもあります。

引き渡しまでの間、ものすごく優秀な営業マンに当たることができれば基本的にはそれでよく、その後は接触する機会もほとんどなくなるのが仲介業者との付き合いの現状です。

③大手ならではの不満

それでも名前の聞いたことのある大手に頼んで損はないでしょ?と思う方もいると思いますが、大手ならではの不満というものもあります。

例えば大手であればあるほど値段の交渉はしづらくなります。大きい会社は沢山の社員で成り立っているので少しの値下げをするときも上司の許可を取らないといけません。それに対して小さい会社であればあるほど、営業マンの裁量に任されている範囲は広く、上司の許可の下りやすさも高くなります。

大手に依頼すると金額面での優遇が受けられる可能性が低いと言えるでしょう。

基本的に大手は営業マンが上司の方を伺いながら仕事をするためお客様ファーストではなくなる傾向が強いです

④小さい企業すぎてヤバい問題

逆に小さい企業過ぎてもいけないケースは当然あります。小さい企業は当然広告宣伝活動も少ないため、それだけお客さんに当たる回数も減り、経験不足になり、サービスの質が上がらないという要素もあります。

販売件数が減ってしまうとハウスメーカー側からの優先度も低くなり、価格の交渉なども通りづらいなどデメリットもあります。

つまりは小さすぎてもヤバい仲介業者に当たる可能性が高いということです。

基本的には良く販売している小さい企業に行くのが一番お得に建売買う近道です

建売新築買う時の具体的な仲介業者選びの方法

建売新築一戸建て購入のための仲介業者

まとめると建売新築一戸建てを購入したいときの仲介業者選びはどうすればいいのかというと、

①まず大手に行きたいのかどうか考えましょう

大手志向の方はいらっしゃると思います。先ほど言ったように仲介業者に関しては大手のような資本的な安定性はそれほど求める必要は無いと思いますが、やはり大手の方が安心という方もいると思います

大手仲介業者に関しては無名の業者と比べると価格面での値引きやプレゼントが少ないケースも多いと思います。そういったデメリットも含めたとしても「やっぱり大手かな?」という方は「名前の聞いたことのある」業者が安心です。

②フランチャイズに注意を・・・

大手志向の方ということで、「聞いたことのある」会社名のところに問い合わせると多くの場合フランチャイズに加盟しているだけの小規模企業です。各会社は独立自営ですので、大手志向の方の思っているような会社ではない可能性もあります。

センチュリー21やハウスドゥなどフランチャイズ名に続く、その後の企業名を知っているか知らないか考える必要があります

③小規模企業に仲介を依頼するなら

フランチャイズ企業を含め、名前の知れていない小規模企業に建売新築一戸建ての仲介を依頼する場合は「よく売っている」業者かどうか確認することに注意しましょう。SUUMOなどのポータルサイトに関して言えば、顧客アンケートの件数やその会社の物件の掲載件数を複数社比較することにより販売実績をなんとなく把握することもできます。

あとは選んだ仲介業者の中でも良い営業マンに当たるかどうかというガチャがありますが・・・

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