建売新築一戸建てを見にくる「無理ある不動産広告に影響されたお客さん」

勘違いしている建売新築一戸建てのお客さん 建売新築

不動産系のCMは日常で言ってもたくさん流れているもので、建売新築一戸建てを販売している中でそういったCMの影響を受けたと思われるお客様も時々現れます

おるすま内田
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CMは少し誇張して良いように表現したりもしますので注意が必要です。

今回はそんな建売新築一戸建てを販売していて誇張された広告の影響を受けたお客様について紹介していこうと思います。

建売新築一戸建てを見にくる「無理ある不動産広告に影響されたお客さん」

YouTubeおるすまチャンネル「無理ある不動産広告に影響された建売見学者」

不動産広告は一件案件を取れると大きな利益になるという商材であることもあり、「そんな表現あり?」ってレベルの誇張された広告手法というのもあったりします

おるすま内田
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物件情報の掲載に関しては厳しい広告規制がありますが。

それ以外の部分に関しては法律上での規制というのも難しい部分もあり、誤解を招く広告というのが多くなる現状があります。

今回はそんなCMに影響された建売新築一戸建て見学者4選を紹介していきます。

①ローコスト系「798万円で新築一戸建てが建つ」

建売新築一戸建てとお客様の層が被るというと、ローコスト系の注文住宅ということになります。そんなローコスト系のハウスメーカーのCMに影響された方が建売新築一戸建てを見にくることもあります。

ローコスト系のCMというと「798万円で新築が建ちます。」というようなものがあります。

おるすま内田
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看板なんかにも大きく「798万円」とかそういう数字が書いてありますよね。

あれは確かにその価格で新築一戸建ては建築可能だったりするのですが、かなり小さめの建物であったり、一定の費用が計算に入っていない本体価格のみの表示だったりするので、なかなか「798万円で(みんなが思っている)新築は建たない」という風に言われたりします。

そんなCMに影響された建売見学者はどんな感じかというと…

例えば、

  • 3000万円の建売新築一戸建てを見学して
  • ここって土地値っていくらくらいなんですか?
  • じゃあ建物って1500万円くらいなんですか?
  • ローコスト注文住宅は798万円やからそっちの方が安いですね。

っていう感じです。

おるすま内田
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ローコスト注文の広告を見ているだけで問い合わせてないな…って思います。

実際話を進めていって、建売住宅と同じ仕様に仕上げていくと、ローコスト注文住宅の方が高くなります。

逆にお客様の要望を入れずにハウスメーカーが独断で作っている建売の方が高かったら、それはそれで大事です。

②ローコスト系「建物建築費VS建売の土地込み価格」

ローコスト注文住宅系のCMはその他にも結構ツッコミどころのある広告を流していたりします。

その一つが「ローコスト注文住宅の建物建築費」と「建売住宅の土地も含めた総額」を比較する広告です。

おるすま内田
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酷すぎるとネットでも話題になったので最近は見ないようになりましたが。

建物だけの費用と、土地と建物合わせた費用を比較しているのでどう考えてもフェアな比較とは言えませんが、そう言ったCMを見てそれに近い質問をしてくる人もいます。

営業マンが何とかする気でいるので、問い合わせをさせることに全力を注いでいる感じですね。

③不動産売却一括査定サイト・売って新築住み替え

最近増えてきたCMに影響されている建売新築一戸建て見学者が、不動産売却一括査定サイトのCMに影響されている方です。

不動産の一括査定サイトとは不動産を売却したいときに複数の不動産業者の査定価格を比較できるというサービスです。しかしこのサービスも無理な広告で不動産売却を考える人たちに問い合わせをさせることで問題になっています。

どんな広告かというと、

  • 複数の不動産業者に査定価格を比較する!
  • 複数の業者が競争するので査定価格が高くなる!
  • 不動産価格が高騰している今がチャンス!
  • それで高く売れる
  • ボロい家売ったお金で新築一戸建てが買えました!

みたいな感じのCMです。

おるすま内田
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査定価格が高くても高く売れるわけではないんですが、そういうCMが流れています。

また物価の上昇などで中古不動産の価格も高騰して「高く売れる」という部分も最近ではありますので、「高く売れる」は嘘ではないとも言えます。

そんなCMに影響された建売見学者はどんな感じかというと…

建売新築一戸建てを見学しながら…。「今住んでいる5年前に買った家を売却してこの建売を購入しようと思っているんです。」というような話であったり、「この建売買って3年後に高く売却して、その時に夢の注文住宅を購入しようと思っているんです。」というような話です。

おるすま内田
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大体の場合が無理です。

中古不動産の価格高騰と同じように新築一戸建ての価格も高騰しているので、「高く売ってそれで新築に住み替える」のは全く現実的ではありません。ですがCMでさもできるかのように言われているので、そんなことを言いながら建売を見学される方も増えています。

「高く売って賃貸に引っ越す」方には良い時期かもしれません。

④ネット銀行・全員には適用できない最優遇金利の表示

最後にネット銀行の金利を見て、「あの金利で借りれないと嫌」スタイルです。

ネット銀行系の住宅ローンの金利は結構な低い数値になっており、いろんな電気やネットなどのライフラインの契約などを含めて0.2%台で融資可能です!というような商品も実際にあったりします。当然そういった金利の低いのをアピールするCMになります。

それを見たお客さんはその金利で融資をしてほしいと思うわけですが、住宅ローンというのは人それぞれ審査によって借入する金利も違うものでして、年収が高かったり勤続年数が長かったり会社が大きかったり貯金がたくさんあったりする方は低い金利で住宅ローンを借りられたりします。

そんな中でネット銀行がCMなどで使う最優遇金利も「厳しい審査を通過した方に適用できる」ものです。建売新築一戸建てを検討される中にはそもそもネット銀行での審査には通らない方もたくさんいます

しかしそんなことを言ってもわかってもらえないですので

おるすま内田
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一回審査して落ちていただくしかありません。

それはそれで良いのですが、建売新築一戸建てはスピード勝負・物件の取り合いの部分もありますので、そんなことをしているうちに目当ての物件が売れてしまうということも多々あります。

ネット銀行は「通れば」低い金利で借りれます。

まとめ:建売新築一戸建てを見にくる「無理ある不動産広告に影響されたお客さん」

  • ローコスト注文の「700万円台の新築」を信じているひと
  • ローコスト注文の建築費と建売の土地込みの価格比較する人
  • 一括査定サイトのCM見て、高く売って新築に住み替えられると思っている人
  • ネット銀行のCM見て、自分もその金利で借りられると思っている人

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