市場動向で建売新築一戸建ての購入時期を決める。今は上がっているから買うべきじゃない？

建売新築一戸建てを販売していると、購入したいけど…今は市況的に新築一戸建てを買うタイミングではないというようなことをおっしゃるお客様もいます。

今回はそのように「市場動向で新築一戸建てを購入するタイミングをはかる」というような考え方について紹介していきます。

市場動向で建売新築一戸建ての購入時期を決める?

お客様が物件はいいと思っているんだけど「今は新築買う時期ではないと思っているんですよね」と言い出すこともあります。率直に

思う内容ですが、全ての検討要素がクリアにならないと、新築のような大きな買い物は進まないものですので、購入決断の前にそういった不安が頭をよぎるのも仕方ない話かなと思います。

市場動向で新築買う時期を検討する

市場動向で新築一戸建てを購入する時期を検討するというような考え方は、基本的には安い時期に購入したいというような購入者の気持ちとしては当然のものだと思います。

価格が高騰した段階でいうと、もう少し落ち着いた時に購入した方がいいのではないかというところもあります。

基本的にはモノの値段が上がったりすると、人の給料も上がったりするわけですので、建売新築一戸建てが高くなると、買う人の給料も上がっているので支払いはやっていけるはずということも言えますが、今の日本では給料が上がっている感じもないですので、この辺りの検討は重要になります。

株みたいな感覚で新築購入？

このような価格の変動に気をつけながら購入したりするものとしては「株」や「FX」などのような投資商品が思い当たったりします。

しかしなかなか難しいところが株と違って…。別にチャートとか値動きが見れる表もないので、わかりにくいという部分もあります。

また株と違うところは「買って売る」わけではないので、安いところで買っても高くなって売ることもない。逆にいうと高いところで買ってしまっても「支払いがやっているかの検討」さえできていれば売ることもないので、損が確定することもない、というようなところもあります。

そして株も新築の市場価格も同じというところでいうと、プロでも「先を完全に読めるわけではない」というところもあります。

実際新築購入のタイミングはどうすべきなのか

こんな感じで市場動向で新築購入のタイミングを検討するのは重要ですが、できるかどうかでいうと難しい部分もあります。

基本は買いたい時に購入すべきもの

基本は新築一戸建ては「住まい」ですので必要な時に購入するもので、購入のほかに賃貸もありグレードも様々ありますので無理な購入であれば避けた方がいいというところになっています。

ですが、建売新築一戸建てを探している場合には「今、必要」という部分があります。

例えば10年後に落ち着いて新築を購入するタイミングになったとしても、１０年間住めないと意味がありません。

ですので市場動向を検討して新築購入するタイミングを見るというのも重要ですが、欲しい時に検討するというのが基本になります。

安い時期に購入したら凄く有利なのは事実

しかし市場動向の検討も重要だなって思う側面もあります。

そうなってくると、やはり安い時期に購入されているお客様、高騰した時期に購入されるお客様、両方を見ることがあります。そうなるとほぼほぼ同じ仕様の物件で買う時期が数年違うだけで数百万円購入価格が違うというのを見ることもあります。

先ほど言ったように当時は将来どうなるかなんてプロでもわからないもので、損得は結果論ではありますが、新築購入に有利な時期と不利な時期がありますので、今がどの時期なのかというのを考えるのは重要です。

もっと上がるかもしれないし…。常に現場では不安

コメントいただい内容のように確かに物価の高騰で木材や半導体などの建物を建てる材料代が高くなったのもあり、新築価格は以前より高くなっています。

しかしそんな状況でも、

• まだまだ新築価格が上がるのではないのか
• 価格が下がらず住宅ローンの金利だけ上がるのではないか

というような悩みを持ちながら検討されています。

市場動向で建売新築一戸建ての購入時期を決める?：まとめ

• 市場動向で新築購入のタイミングをはかる方法がある
• 将来上がるのか下がるのかわからないので判断が難しい
• 「使うもの」の買い物なので欲しい時に買うのが基本

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