新築一戸建ての分譲地でオープンハウスを行ってる時に起きた珍事について紹介していきたいと思います。
オープンハウスの時期だけその地域の情報に一番詳しくなれますよね
近所の方々が興味本位の見学とあつい激励に来て下さるからな。
動物たちの襲撃
オープンハウスをしているとときどき襲撃してくるのが動物たち。
お客様が来ての案内中などに玄関のドアを開けっぱなしにしていると勝手に入ってきます。一番多いのが猫。最近では野良犬より野良猫のほうが圧倒的に多いからでしょうが、犬よりも猫のほうがよく入ってきます。
犬の場合は飼い犬で「人馴れ」「家慣れ」しているような子が、どういう事情か解き放たれて、好奇心で入ってくる場合があります。
その次に意外と多いのが、鳥。雨の日など低空飛行しているときに玄関が開いていてそのまま侵入してしまうケースがあります。
鳥の場合は犬や猫と違って怒っても出ていけません。混乱していろんな壁に激突したり、フンをしたりするので、刺激せずに一番近い窓を開けてあげたりしないといけません。
近所のおばちゃんの襲撃
オープンハウスに襲撃してくるもので一番多いのは猫よりも、おばちゃん。
襲撃ではないですね。お話に来てくださっています。
でも時には「襲撃」といっても過言ではないほどのこともあります。
時々あるケースが、きっと建築の際に騒音や大型車の通行でご迷惑だったんだろうなーというおばちゃんが、販売期間にお客さんが来場しているときを狙ってその時の抗議や売主さんの悪口を言いに来るというもの。
販売をちょっと邪魔してやろうという気持ちが見え隠れしています。
そういうことをされると「ああいう方と近所付き合いは難しそう」ということで見送られるお客様も多いので、おばちゃんの作戦はだいたい成功してしまいます。
困ったお客さん
近所の動物やおばちゃんではありませんが、お客さんの中にも困った人がいます。
トイレを使おうとする
新築一戸建てのトイレは使用禁止です。当然ですよね。
一回使ったものを新品ですと言って販売するのはどの業界でもないですよね。ですが、生理現象には勝てないのか、トイレ使わせてという依頼を時々うけます。
その人は誰かがトイレを使ったかもしれない新築一戸建てでも気持ちよく買っていただけるのでしょうか・・・。
子供が破壊、注意しない親
子供は新しい家を見るとテンションも上がります。そしていろんなものを触ろうとしますよね。
オープンハウスではできるだけ和室の障子には近づかせないようにしないといけません。障子さえ警戒すればあとは大概頑丈なものばかりですので・・・。
子供は仕方ないとして、注意しない親。本当に困ります。
車で物件に突っ込む人
オープンハウスに来て気になるのが室内もそうですが、駐車スペースに自分の車を停められるか。しかしそんな時に悲劇が起こる場合もあります。
駐車してみるわ、といって停め始めたものの、ブレーキとアクセルを踏み間違えてそのまま物件に衝突。
先ほどの障子なども含めてオープンハウスに来て物を壊してしまった場合は、弁償しないといけません。その物件を購入する場合も、売主さんが善意で直してくれる場合を除いては自己負担で直さないといけないので気を付けましょう。
寸借詐欺や何かの詐欺の一環
ごくまれに購入をちらつかせた後、財布を無くしたと言い出し帰りの交通費と言って1万円とか数千円を貸してといい、そのまま音信不通になる、いわゆる「寸借詐欺」の人が来ます。
あと「この人いま結婚詐欺してる?」
「婚約者の人大丈夫かな?」
みたいなことを感じるお客さんもたまにきます。
特徴としては、物件価格と比べて年収が高すぎるとか、あまり真剣に検討したとは思えないのに「買いたい、契約する」と言う、そして音信不通になる。
オープンハウスで起きた珍事【建売新築一戸建て事件簿】:まとめ
オープンハウスは不動産営業マンにとって土日ずっといる戦場。
ずっといるから動物やおばちゃんや困ったお客さんの襲撃に結構あってしまう。
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