新築一戸建てを購入した方でも、自分の家の屋根がどのように施工されているか見たことのある人も少ないと思います。
足場に登らない限り見ることない部分なので、詳しく知らずに購入される方も多いと思います
どんな屋根になってるのかなくらいは、隣の区画があれば覗いてみる必要はあるよな
今回はそんな新築一戸建ての中でも建売住宅のファースト住建さんの建物の屋根の工事中の写真を紹介していきたいと思います。
ファースト住建の建売の屋根材はどんなものを使っている【スレート屋根工事中】
ファースト住建の屋根は「スレート葺き」になっています。
スレート材の中でも、「ケイミュー株式会社」のカラーベストという商品が使われています。カラーベストという商品の中でも「グリシェイドクァッド」というものが使われています。
ケイミューさんのカラーベストシリーズは陶器瓦の2分の1の重さしかなく、建物の重量を減らし重心を低くする耐震性の向上に役立っています。
このように屋根は垂木と呼ばれる骨組みの上に、野地板を貼り面を作り、
ファースト住建HPより
その上に防水シートを敷いてから、スレートを敷き詰めていくという工程になっています。
ファースト住建の屋根材は「スレート」
このような感じで屋根材が運び込まれてきます。使われているの屋根材は先ほども触れましたが、
ケイミュー株式会社のカラーベスト・グリシェイドクァッドのネオブラック
です。
屋根材施工の断面図【ファースト住建のスレート仕様】
2重もしくは3重に重なっている状態になっています。
スレート材は釘で打ち付けて固定するのですが、釘で打ち付けたところにまた上からスレートを重ねて施工し最後の一番上の部分は、板金で覆われます。
ですので、このように釘打ちした部分は表面に当然出てこないようになっています。
さらに中に隠れた釘を打った部分も、下に敷いた防水シートにアスファルトが染み込ませられているので、打った釘に絡みついて雨水の侵入を防ぐようになっているそうです。
ケイミューさんの冊子から参照させてもらった図で言うとこんな感じです。
2重3重の大きな重なりを作ることで大雨に耐えられる防水性を実現します。
何年もつ?劣化した場合の塗装工事はいくらかかる?
スレート屋根のメンテナンスは10年を目安に塗装工事をするか検討すべきです。屋根にカビやコケが生えている場合はきれいに洗浄してから塗装します。
一建設さんの建坪30坪くらいの建物の屋根ではだいたい40万円ほどで塗装工事をすることができます。
屋根材は夏場になると高温になるのでひび割れを起こしたり、台風などの時に予期せぬものが飛んできて破損していることもあります。損傷がひどい場合は塗装工事ではなく、張替をしないといけません。
張替工事は施工内容によって80万円~200万円かかりますが、防水シートの劣化がないかも確認できるので、再度完全な雨漏り対策を施すことができます。
ファースト住建の建売の屋根材はどんなものを使っている【スレート屋根工事中】
ファースト住建さんの屋根材は、スレート葺き。
低価格で軽量なスレート葺き。定期的なメンテナンスは必要
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