【ここに注意】建売新築一戸建てを数年後に売却する人の特徴を紹介します

建売新築一戸建て購入後すぐに売却する 建売新築

建売新築一戸建てを長年販売していると、過去に販売させていただいたお客様から連絡があり、やっぱりこの家売りたいんですけど、と言われることがあります。

おるすま内田
おるすま内田

突然言われるので、え?どうしたどうしたってなりますよね。

おるすま澤田
おるすま澤田

幸せ絶頂の購入の時しか知らんから。びっくりします。

今回はそんな建売新築一戸建てを購入後数年で売る場合の注意点やそんな方の特徴を独断と偏見で紹介していきたいと思います。

建売新築買って数年後に売却する原因

YouTubeおるすまチャンネル「建売を買って数年後に売る人の特徴」

建売新築一戸建てを購入しておきながら数年後にそれを売却する人も意外と多いです。私の顧客の中にも結構いますし、売物件を見ているとかつての建売新築現場が中古物件として出ていることもよくあります。

それではどんな人が建売購入後すぐに売却するのでしょうか

建売の場合は住宅ローン破綻はほぼない

購入した夢のマイホームを手放すと言われてまず思い当たるのが、住宅ローンの支払いが厳しくて手放すということを想像される方が多いですが、建売新築一戸建ての場合はこれはあまりありません

おるすま内田
おるすま内田

正直今まで一度も自分のお客さんではありません。

これはなぜかという、建売新築一戸建ては購入価格自体がリーズナブルなので住宅ローンを組んでも支払額が周辺の家賃相場とそんなに変わらないという事情があります。

しかし逆に建売新築一戸建てを購入する人は収入も少なめの人が多いから破綻する確率は同じくらいなのでは?と思う方もいると思いますが意外とそうではなく、確かに所得は注文住宅購入者と比較すると低めになりますが、年収800万の勤め先はなかなか見つかりませんが300万の勤め先は比較的容易に見つけられるということもあり、退職や転職などの仕事が変わったことの影響を受けにくいというところが建売購入者の住宅ローン破綻が少ない理由でもあります

当初の勤め先を辞めていてもコンビニバイトでもギリ払っていけるくらいの支払額に抑えられている人も結構います

一番多い理由が「離婚」

そうなってくると建売購入後すぐに売却する理由は「離婚」などの人間関係の変化が最も多くなります

おるすま内田
おるすま内田

我々は購入時の仲のいい状態を見ているので、ちょっと落差に驚きます。

住宅ローンの残債的にも売却が難しい場合もありますし、住宅ローンを夫婦合算で組んでいる場合は、売却もできないし離婚はしてもローンの2人の関係は続くというような、あまり好ましくない状態が続く場合もあります。

転勤・転職もあることはあるが・・・

離婚以外の理由としては転勤や転職などもあります

ですが転勤はすでに購入時に予想されている場合も多いですし、それを考慮にも入れた上での購入であれば売却という形ではなく、単身赴任であったり一時的な対処法で乗り切る場合も多いです。

建売購入の数年後に売却するとどうなるのか

建売購入直後に売却するとどうなるのか

建売新築一戸建て購入後に数年で売却するとどうなるのでしょうか。基本的には損をするケースが多くなります

基本的には損をする場合が多いです。

建売新築一戸建てに限らずですが、新築物件を購入して時を経ずに売却すると大体損をします。それは「新築プレミアム」と呼ばれる、新築だからこその値段設定がされているためです。

新築一戸建ては新築だからこその値段で売られているため、一度誰かが住んでそれが中古物件に変わった瞬間に何百万も値段が下がる場合が多いです。

そういったこともあり、建売新築一戸建てを購入後の数年後に売る場合には、数年間で住宅ローンの残債の金額は100万円くらい減っているかもしれませんが、価値の目減りの方が数百万円となっており、総合的に見たら損をしていたり、現金で補填しないと売れないケースも多いです。

購入時期と売却時期によっては得する場合も

そんな新築物件を数年後に売ったら損をするという状態が普通だったのですが、状況によっては得をする場合もあります。

例えばコロナ禍によって住宅市場は価格が高騰しました。建売新築一戸建ての価格もその例外ではなく、それに追随するように中古一戸建て市場も価格が高騰しました。このような状況下でコロナ禍以前に建売を購入して、その数年後のコロナ後の市況の中で売却をするという方の中にはナチュラルに売却益が出る方も出てきています

離婚などの落ち込む理由が多い中、お金はプラスになるというのは不動産業者としてはお客さんに喜んでもらえる嬉しい出来事です

購入エリアなどによっては得する場合も

また購入エリアや物件によっては、得をしたりそれほど損をしない場合もあります。

これは都会になればなるほどその傾向があります。栄えているところはやはり土地に限りがありますので土地の価値が安定していたり上がったりする場合があります。購入した時の値段が安ければ損をしないケースも多くなります。

また郊外でも大型開発地の初期の土地の値段が安かった時期に購入し、開発が進み人気の住宅街が形成された後に売却する場合には、その土地の価値の差額で得をしたり、新築とはいえ損をせずに売り抜けることができる場合もあります。

再販売価格という視点も建売購入時には重要になってきます。

建売購入の数年後に売却するお客さんの特徴

建売購入後にすぐ売却する人の特徴

ここからは独断と偏見になりますが購入後にすぐ売るとか言い出しそうやなって思うお客さんの特徴を紹介していきます。

家を買うことにより結婚を既成事実化する夫婦

建売新築一戸建てを販売するときによく若いご夫婦がいらっしゃいますが、離婚されたり後に問題を抱えるご夫婦の特徴として、「家を買うこと」により「良好な夫婦関係を築こう」としているという特徴があります。

おるすま内田
おるすま内田

心理学者でもないのではっきりわかるわけではないですが。

普通は「良好な夫婦関係」があってそのツールとして「家を買おう」というような展開になっているのですが、ごく一部にそれが逆になっていて「家を買うことによって良好な夫婦関係を作ろう」という独特の思惑が見える場合があります。これは奥さん側に感じる場合が多いですが、ご主人の側がそんな感じの時もあります。

このパターンは結構数年後連絡が来て離婚するので家をどうしましょうという話になりやすいです。

家を購入することにより婚姻関係を既成事実化していくような、家を買う段階でまだ結婚がうまくいってる感じがしないというようなそんな雰囲気を感じる方は要注意です。

「幸せだから→家を買う」のであって「家を買ったら→幸せになれる」ではないという。矢印の方向に気を付けていただければと思います

まあ家買ったら上手くいったわ。というパターンもあるかと思うので、なんともいえませんが。

それわかっているならお前が止めろ

ここで問題がありまして、そこまでわかっているなら不動産屋のお前が止めてあげろという問題なのですが、これは正直あまり積極的には止めません。

あくまで不動産屋ですので、家を購入することに関して彼らの不利にならないように、そして有利になるように全力を尽くすのが仕事ですので、そこまでの仕事はしません。

そして何より正直な話、それを止めたら不動産を売って仲介手数料をもらうというビジネスが出来なくなりますのでやらないという側面もありますし、止めても止まらないという部分もあります。

上手くいかないかもと心配しつつ、その家に住んでから上手くやるでしょうって思うことにして自分の仕事に全力を尽くしています。

まとめ:建売新築一戸建てを数年後に売却する人の特徴を紹介します

  • 建売買って数年後に売却大体が「離婚」
  • 住宅ローン破綻はほぼほぼない
  • 特徴としては購入時に「家を買うことで婚姻関係を既成事実化する」独特の雰囲気がある

YouTubeおるすまチャンネルでは建売新築一戸建て購入に関するお役立ち情報を発信しています。もしよければチャンネル登録よろしくお願いします。

おるすま内田
おるすま内田

LINEでどんなことでもお気軽のご相談ください。

株式会社おるすまに依頼するならこちら!
advanced-floating-content-close-btn株式会社おるすま・建売住宅を買うなら
タイトルとURLをコピーしました