火災保険・地震保険はどうすればいい?【建売・新築購入時の火災保険料】

建売にはどんな保証がある?新築を購入した時の2年間と10年間の保証 建売新築

不動産を購入した時にできるだけ入っておきたいのが、火災保険や地震保険といった万が一の時の保険です。

「どんなプランで入ればいいの?」

「いくらくらいかかるの?

と感じる方もいると思います。

おるすま内田
おるすま内田

住宅ローンを組む場合は必須で加入ということになりますね

おるすま澤田
おるすま澤田

今は火災保険の加入できる期間も短くなっていってるけど、昔は35年の火災保険がふつうやったからな

今回はそんな不動産、特に「建売新築一戸建て購入時の」火災保険・地震保険について解説していきたいと思います。

火災保険・地震保険はどうすればいい?【建売・新築購入時の火災保険料】

建売新築一戸建て購入時の火災保険・地震保険はいくら?

まずは建売新築一戸建てを購入した場合の火災保険料はいくらくらいになるのかというと、これは物件の金額やプランによって変わります。

ですが建売新築一戸建てを購入される方々は、だいたい30万円~7万円(火災保険10年地震保険5年)という保険料で火災保険に入る方が多いです。

プランによって大きく差がでますが、30万円くらいかかってしまう場合は、地域的に水災の恐れのある地域で補償内容に「水害」を含めた場合などはそれぐらいかかる方もいらっしゃいます。逆に「火事になったときだけでればそれでいいや」という感じで火災だけを補償するプランだと7万円くらいに収まる場合もあります。

建売新築住宅の火災保険金額はいくらにする?

建売住宅の火災保険金額はいくらにする?

それでは火災が起きた時にどれだけの火災保険が下りるのかという火災保険金額をいくらにしたらいいのでしょうか。

建物の建坪30坪ほどの建売新築一戸建てを購入した場合は、1,000万円~1,500万円くらいの火災保険金額にされる方が多いです。

購入価格ではなく、再調達価格で火災保険金額を設定すべき

建売の場合、購入価格で設定するとかなり低い火災保険金額になる場合がありますので、再調達価格(もう一度建築するときどれくらいかかるか)で火災保険金額を設定したほうが良いです。例えば、

建売住宅の火災保険金額はいくらにする?

物件価格1,900万円の建売新築一戸建てを購入したこの契約の場合、建物価格は884万円になっています。これをもとに火災保険金額を884万円にしてしまうと、もし火事になったときに十分な保障を受けられない可能性があります。全焼しても884万円しかでないと同じ規模の建物を再建築できないと思います。このメーカーで同規模の住宅を建てる場合は1,100万円ほどで建築できるので、火災保険金額は1,100万円くらいにしたほうが良いでしょう。

建売の売買契約書の土地と建物の価格は「土地の値段を高く」している場合が多いです。土地の価格を高くすると土地の分には消費税はかからないので、建売メーカーが納める消費税が少なくて済むからです。

再調達価格がわからないときは新築費単価法で計算

建物の再調達価格と言われてもわからない場合もあります。不動産の売買契約書にも上の例のように、土地と建物で価格を分けてくれていればまだいいですが、土地建物代金として一括で書いている場合もあります。

このように建物の火災保険金額をいくらに設定すればいいかよくわからない場合には、新築委費単価法というものがあり、所在地、延床面積(専有面積)や柱・壁などの構造がわかれば火災保険会社の設定した平均坪単価から火災保険金額を設定することもできます。

これをするとちょっと火災保険金額が高めに出る場合が多いですが・・・

火災保険は最長10年・地震保険は5年

建売新築一戸建て購入時の火災保険・地震保険はいくら?

つぎに火災保険にどういったプランで入るのかというと、

火災保険は最長で10年間加入・地震保険は最長で5年間の火災保険に加入することができます。

年払いや月払いなども可能ですが、長期のほうが保険料は割安になっていますし、長期の10年のプランに加入する方が多いです。

以前は火災保険を35年間加入可能だったのですが、
災害増加で長期のリスクに保険会社が対応できるか不透明になってきたため短期化されました。

住宅ローンの条件にもなっている火災保険加入

住宅ローンとしてお金を貸している金融機関にとっても担保にしていた家がなくなってしまうのは一大事ですので「火災保険加入」を住宅ローンの融資の条件にしているところも多いです。

不動産業者は代理店になっている火災保険だけ紹介する

建売新築一戸建て購入時の火災保険・地震保険はいくら?

不動産業者や建売の売主は自分が代理店契約している一社のみ勧めてくる場合が多く、よい保険会社を紹介しているとは限らないので、何社か検討してみることが諸費用節約に役立ちます。

よく不動産業者が代理店契約していて勧められるのが、AIG損保さんと三井住友海上さんです。

火災保険業者はどこもだいたい保険料は近いものがありますが、火災保険料を節約できるかどうかで考えると、やはり一社だけでなく数社見積もりをとってみて一番いいところを選ぶという方法になります。いわゆる相見積もりです。

火災保険の保険会社は「売主指定のところで」とか決まっている場合もあるのでその場合は指定業者の火災保険に加入しないといけません。

火災保険料を見積もりしてみる

それでは早速火災保険を見積もりしてみましょう。



例えばこちらの火災保険の窓口さんで見積もりをしてみてください。

火災保険・地震保険はどうすればいい?【建売・新築購入時の火災保険料】:まとめ

建売新築一戸建て購入時の火災保険・地震保険の金額は、10年プランで7万円~30万円。年払いや月払いもあるが長期のプランのほうが割安なのでおすすめ。

不動産業者に任せても問題はないが、できれば相見積もりのために独自で火災保険の見積もりをとってもいいかもしれない。

株式会社おるすま・建売住宅を買うなら
タイトルとURLをコピーしました