建売新築一戸建てを購入すると、いつから引っ越しできるの？

建売新築一戸建てを販売していると、時々ものすごく急いで引っ越しをしたいお客さんと出会います。その理由は様々で、現住居の立ち退きやご近所トラブル、家庭の問題などがあります。

今回はそんな建売住宅を購入した場合にどれくらいの期間で引っ越しすることができるようになるのか紹介していきたいと思います。

建売新築一戸建てを購入すると、いつから引っ越しできるの？

建売新築一戸建てを購入した場合に、引っ越しできるようになるまでには、

• 現金の場合は、契約から２週間弱
• 住宅ローン利用の場合は契約から３週間弱

かかります。

住宅ローンのほうは手続きが多いので少しだけ遅くなります。

建売は決済を終えたあと、引っ越しできる

建売住宅は、決済を終えた後に引っ越しできます。

売買契約を終えてしまえば、売主買主の意思が合致しているので「既に物件は買主の者である」ということも言えますが、この段階では

• 手付金を払っただけで代金の全額払っていない
• 売買契約解除などの可能性もある

のでこの段階ではまだ引っ越しすることはできません。

売主の対応にもよりますが、決済を終えるまでは、追加の工事の施工や荷物や自転車などの運び込みも禁止の場合がほとんどです。

契約から最速で２週間で入居可能な場合もある

それでは契約から最速でどれくらいで決済できるかというと、契約から決済までに現金購入であれば、１週間から２週間弱で決済・引渡し可能です。

なぜこの１週間ちょっとの時間が必要かというと、

建売住宅は販売中は、建物は完成しているものの「表題登記」という「建物ができた」という登記をしていないのが普通です。この表題登記ができていないと建物を買主の名義にするという登記もできないため、決済までにこの表題登記というのをしておかないといけません。

これに契約が成立して購入者がはっきりしないと表題登記はしませんので、この手続きに契約から１週間ちょっと時間がかかるわけです。。

引っ越し業者はどのようにして選べばいい？

建売住宅の契約が終わると、引っ越し業者の日程を抑えたほうが良いです。繁忙期になると高額になったり、希望の日程を取れない場合もあります。

それではいい引っ越し業者ってどうすれば見つかるのでしょうか。

不動産業者に引っ越し業者を紹介してもらう

まずひとつめは売主や仲介業者といった不動産業者に引っ越し屋さんを紹介してもらうという方法があります。

不動産業者はかならず引っ越し業者の一つや二つ知っています。事務所にパンフレットなどが置かれているのが普通でしょう。

この方法の良いところは、引っ越し業者も付き合いのある不動産業者の紹介の場合は、「よりちゃんとしないといけない」と思ってくれるというところと、対応が悪かった場合不動産業者にも文句が言えるというところがあります。

引っ越し業者一括見積してみる

有名な引っ越し業者を複数社見積もりをとって比べてみたいという場合は、こちらがおすすめです。

• アート引越センター
• アリさんマークの引越社
• サカイ引越センター

など有名な大手引っ越し業者は網羅されていますし、エリアによってその地方の引っ越し業者にも依頼可能になっています。

引っ越し業者は見積もりに来た時に契約を決めたがる

複数の引越業者に見積もりをとるのがおすすめです。引っ越しは年に何回もすることもないですし、移動距離や荷物の量も人によって全然違うので、相場があまりわかりにくいサービスの一つです。

一社に見積もりをとってこれくらいか、とおもって依頼するのは少し危険でしょう。

ですが、複数社見積もりを取ろうとしても、複数社見積もりが普通なので、引っ越し業者の営業マンは見積もりに行ったその場で契約を取ろうと必死です。

今日決めてくれたら・・・というサービスをいろいろ付けてくれたり、値下げをしてくれたりということもありその場で決めるのもありですが、一旦帰ってもらって他の会社の見積もりを取ってみるというのも大切です。

建売新築一戸建てを購入すると、いつから引っ越しできるの？：まとめ

建売住宅は

• 現金の場合は契約から２週間弱
• 住宅ローンの場合は契約から３週間くらい

で引っ越し可能な状態になる。

引っ越し業者は

• 不動産業者に紹介してもらうか
• 一括見積りサイトで複数の引っ越し業者に見積もりを取ろう

引っ越し業者は見積もりに来たら契約が取れるまでなかなか帰らない。

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