建売住宅を検討しているときによく質問されるのが「建売は安いから窓とかも安いもの使っているんですか?」というものです。
やはりなんでも低価格のものを見ると安い材料使ってるのかな?と不安になるものです。
窓が一番熱の出入りが多い部分ですので、この部分の性能を高めるのは重要ですよね
ペアガラスが標準装備になってきてしばらく年月が経つけど、昔から考えると性能が上がったよな
今回はそんな建売住宅の中でも飯田グループホールディングスの一建設さんの「リーブルガーデンシリーズ」の窓について解説していきます。
【ペアガラス】一建設の窓・サッシはどんなもの?メーカーは?
今回お邪魔した現場で採用されていたのは「LIXIL」さんの窓でした。こんな商品票が貼ってありました。「これどこのメーカー?」っていう窓が採用されているわけではないんですね。
裏にはこんな感じで商品の情報が書かれています。
完成してオープンハウスなどが始まる頃にはすべて剥がされているので、あまり見ることはないかもしれないですが、建築中はこんなものがすべての窓に貼られています。
ペアガラス・複層ガラスを採用している【一建設】
窓の種類としてはペアガラスの商品が使われていました。
ペアガラスというのはその名の通り「2重になっている窓ガラス」のことです。昔はシングルガラスの物件も多かったですが、現在ははぼすべての物件でペアガラスが採用されています。
防犯性能を高める補助錠があるサッシ
鍵は通常の鍵と下に補助錠が付いているタイプです。
泥棒は侵入に時間がかかると諦めて帰ります。補助錠があることで侵入までの時間を稼いだり、侵入を諦めさせる心理的効果があります。
「防犯建物部品の共通標章ラベル」通称CPラベルというものが付いています。
これはドア錠のこじ開けやピッキングなどを開始してから5分以上かかる「防犯性の高い建物部品」の認定ラベルです。
また建物の住宅性能評価をする際に「防犯性」とかってどのように判断するかというと、このラベルのある窓などを使っていると、「侵入防止対策上有効な措置の講じられた開口部」として証明されたことになります。
このペアガラスの断熱性能はどれくらい?
実は同じ一建設さんの建売住宅でも現場によって窓の商品やメーカーが違ったりします。ですので断熱性能などは検討している現場ごとにどんなレベルの商品が採用されているか確認しないといけません。
LIXILさんのデジタルカタログより
こちらの現場では一番左の「一般複層ガラス」というのが使われていました。ですが真ん中の「LOW-E複層ガラス」という二つのガラスの間にアルゴンガスというガスを入れて熱が伝わるのを防ぐ商品が使われている場合があります。
【ペアガラス】一建設の窓・サッシはどんなもの?メーカーは?:まとめ
一建設の建売住宅「リーブルガーデンシリーズ」ではLIXILのペアガラスが使われている。
建売住宅だから聞いたこともないメーカーの安い窓が使われているとか、そういうことはない。
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