建売新築一戸建てと「吹き抜け」について【東栄住宅さん施工物件でよくある】

建売新築一戸建ての吹き抜けはある? 建売新築

建売新築一戸建ては似たような間取りばかりと思われている方も多いと思いますが、最近は吹き抜けの間取りがあったりと、いろいろな選択肢が広がっています。

おるすま内田
おるすま内田

建売新築で吹き抜け物件と言えば「東栄住宅」さんのブルーミングガーデンシリーズで時々見るくらいですね

おるすま澤田
おるすま澤田

吹き抜けは「攻めた間取り」。建売では採用するメーカーはなかなか少ないからな。

今回はそんな吹き抜けのメリット・デメリットと建売新築一戸建て物件の中での「吹き抜け」について紹介していきたいと思います。

建売新築一戸建てと「吹き抜け」について

YouTubeおるすまチャンネル「建売新築で吹き抜け物件はどう?」

建売新築一戸建てを販売していると、吹き抜けの物件はかなり少なくなります。

建売住宅は多くの人に好まれるような無難な間取りにしていく必要があるため、吹き抜けのような少し好みの別れそうな「攻めた間取り」を採用する可能性は低くなります

そんな建売住宅業界の中で言うと、吹き抜けというと東栄住宅さんのブルーミングガーデンシリーズで時々採用されているかな?というような感じです。

吹き抜けのメリットやデメリットの紹介などと、建売業界ではどんなことが言えるのか解説していきます

吹き抜けのメリット

吹き抜けのデメリット

一般的な吹き抜けのメリットは以下の通りです。どちらかというと「感覚的な」話の範囲内だったり、好き嫌いの話のメリットが多いように感じます

開放感がある

吹抜けは2階までつながっているので、天井が高くなります。そうなるとやはり開放的な空間を作ることができますので、リビングやダイニングなどの主要な生活スペースに採用されるケースが多くあります。

また階段部分を吹き抜けにすることによって開放感の家を演出することもできます。

開放感という言葉で表現されるこのメリットが、吹き抜け好きにとっての最大のメリットの場合が多いです。言い換えると「なんかかっこいい」というのが吹き抜け採用の一番大きな要素を占めている場合が多いことがほとんどと言えます。

このメリットは感覚的な話ですが、ほかにも実用的なメリットもあります

明るさ・明り取りができる

吹き抜けのある間取りは2階からの明り取りにしたり、明るさを保つメリットもあります

2階部分に明り取りの窓をつけることにより、高い位置から光を取り入れることにより、部屋の多くの部分に自然光を届けることができますし、敷地面積が狭かったり、隣の家との距離が近い住宅の場合は1階に窓を付けても光を取り込みづらい場合があります。

そんな時には2階に窓を設けて、吹き抜けにすることは大きなメリットになります。

風通しが良い

光と同じように風通しについても同じことが言えます

例えば気温の高い日などは、温かい空気は空間の上に行きやすいので、吹き抜けの上部2階にある窓を開けると、温かい空気を上手く換気することができます

家族のコミュニケーションがとれる

吹抜けは1階と2階がつながっているため、家族間のコミュニケーションがとりやすくなるというメリットがあります

2階にいる家族に声をかけたり、実際に2階までに行かなくても顔をあわせて話をすることができます。

吹き抜けが好きな方は実用的な面よりも、「なんか素敵」「吹き抜けの上下家族と会話するような生活かっこいい」というような場合も多いのが特徴です。

吹き抜けのデメリット

吹き抜けは寒い?デメリットは?

メリットはたくさんありますが、デメリットに関してはもっとも有名な最大のデメリットがあります。それが寒さや光熱費の問題です。

そういった側面もあるので、不動産屋や設計士や建築士の方のようなプロと呼ばれる人たちは「吹き抜け反対派」が多いです。

光熱費が高くなる

吹抜けは2階まで空間が続いているということもあり、暖房効率が良くないということが言えます。

暖かい空気は上に行くということもあり、冬の1階部分というのは温度が下がりやすく、暖房も効きづらいという大きなデメリットがあります

反対に夏場はメリットのところで述べたように暖かい空気を逃すこともできますが、今度は逆に2階からの日差しで室内の温度が上昇してしまう場合もあり、今度は冷房効率も良くない場合もあります。

吹き抜けとそうでない住宅とではエアコンを使用する機会が違い、吹き抜けを採用したほうが光熱費が高くなりがちということは言えます。

吹き抜け採用の一番のカギは寒さ対策とも言われています。好みを優先するためには大きな実質的な問題を解決する必要があるという状態になることが多いということです

音や臭いが伝わりやすい

暖かい空気の同じように吹き抜けにすることにより移動していくものが、「臭い」と「音」です

音についてはメリットの部分で家族のコミュニケーションが図れるということを述べましたが、逆に伝わってほしくない音も家全体に伝わることも忘れてはいけません。

そして料理などをしたときの臭いが二階に流れていくというデメリットもあります。

メリットもあれば同じことがデメリットになるということですね

掃除が面倒な部分が増える

吹き抜けの大変なところの一つには、掃除があります。

高い位置にある明り取りの窓や空気を循環させるためにつけれシーリングファンなどの掃除は手が届きにくく困難です。長いモップや脚立などを必要としますし、脚立などをつかっての掃除は掃除中のアクシデントの可能性もあります。

床面積は狭くなる

吹き抜けは当然ですが2階のその部分の床が無いわけですから、床面積が狭くなるということもあります

広い敷地に大きな家を建てることができるのであればそれくらい問題は無いでしょうが、限られた敷地に限られたサイズの建物を建てる場合は大きなロスになる可能性もあります。

吹き抜けのデメリットはやはり「寒さ」。そのほかにも現実的なデメリットがそろい踏みになっています。

東栄住宅さんでよくある吹き抜け建売新築

吹き抜けのメリットの方は「なんかイイ」というような感覚的なもの。吹き抜けのデメリットは寒さなどの現実的なもの。というようなことですので、こうなると

  • 住宅のプロは吹き抜け反対派が多い
  • 建売ではあまり吹抜けは採用されない

というようなことの主な要因だったりします。そんな中で工夫も取り入れながら吹き抜けを採用した建売新築を販売されている、東栄住宅さんの物件を紹介していきたいと思います

建売は同じような間取りになりがちなので吹き抜けを採用してくださる東栄住宅さんの物件は選択肢が生まれて嬉しいです

東栄住宅さんのリビング吹き抜けバージョン

東栄住宅のブルーミングガーデンシリーズの吹き抜け

建売住宅ハウスメーカー大手の飯田グループホールディングスの一社である東栄住宅さんのブルーミングガーデンシリーズでは、時々リビング部分の吹抜けが採用されているケースを見ます。

やはり暖房効率について対策は必須になってくるため、写真のような吹き抜けの2階部分は部屋の窓が作られ必要以上に暖房が逃げないようになっています。その分開放感はあまりありませんが・・・

建売新築一戸建ての商品としては、個人が建てる注文住宅と違い断熱性の自体を大幅にアップさせることも中々コスト的に難しい部分があります。ですので、間取りで出来る範囲の工夫をしているケースが多いと思います

東栄住宅さんの玄関吹き抜けバージョン

東栄住宅のブルーミングガーデンシリーズの吹き抜け

断熱性能の対策としてそもそも暖房を使わないところを吹き抜けにする方法もあります。

東栄住宅さんのブルーミングガーデンシリーズで良く採用されている玄関部分の吹抜けもその考え方だと思います。家に入ってきた時の開放感があります。

ただ販売していると、ときどき玄関を吹き抜けにしたら運気が下がるとか風水的に良くないという意見を聞きます

建売新築一戸建てと「吹き抜け」について:まとめ

  • 吹き抜けのメリットは「なんか感覚的」
  • 吹き抜けのデメリットは「現実的な課題」
  • 建売新築では東栄住宅さんが採用していることがある

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