アーネストワンの建売の柱の太さは？建売はどんな木材を使うのか

建売新築一戸建てを購入した方でも、その家が建築されているときから見学していたという方はほとんどいないと思います。

今回はそんな建売の中でも飯田グループホールディングスのアーネストワンの建物の建築段階の写真などを紹介していきたいと思います。

アーネストワンの建売の柱の太さは？建売はどんな木材を使うのか

アーネストワンさんのクレイドルガーデンシリーズのある現場（奈良県）の建築中の写真です。

国産の集成材を使用・柱はすべて同じ太さ

使用している柱はすべて太さや種類が同じで国産の集成材を使っています。

左側が室内に使用されている木材（中国木材株式会社）、右側が壁側に使用されている木材（協和木材株式会社）です。

●太さや種類は同じですがメーカーと、接着性能・使用環境の項目がCとBで違います。

使用環境Cは、屋内(防水層の内側)での想定きれる環境に対応し､構造物の耐力部材として､接着剤の耐水性､耐候性又は耐熱性について通常の性能が要求される環境

使用環境Bは、使用環境Cに加えて､構造物の火災時において高度な接着性能が要求される環境

と決められているようで、アーネストワンでは建物の外壁側で使う木材と室内で使う木材を使い分けています。外壁側の木のほうが火災に強い接着性の木材が使われています。他の建売メーカーの現場ではあまりなかったことです。

●JAS規格をクリアしているシールが貼られています。集成材の規格の認定などがおこなれています。

上から説明すると「同一等級構成集成材」とは同じ品質の木材を組み合わせて作った集成材ということです。その反対で外側に強い木を使って作る異等級構成集成材というのがあります。

「E65F255」はその材木のたわみや曲げに対する強度を表しています。太い柱を使う、例えば4寸の柱になるとこの数値は高くなります。ですが建売では現状ほとんどがこちらの3.5寸の柱を使っています。

ホルムアルデヒド放散量F☆☆☆☆は一応最高等級です。有害物質の放散量の指標です。

「プルーフローダによる強度確認を実施」と書いてあります。

スパン中央部へ保証荷重に相当する変位を与えて、連続的にラミナを通過させた時に、所要の反力が得られたか否かで、継ぎ部が充分な強度を有するか判定します。

http://www.ochakaido.com/honjin/syokuhin/mokuzai/ramina_p.html

こういう感じで強度を確認するみたいです。

防蟻防腐処理・シロアリ対策もされています。

株式会社鶏鳴白蟻の防蟻防腐処理がされています。

柱と柱の間に斜めに筋交い・アーネストワン

柱と柱の間に斜めの筋交いという木材が通っています。縦と横の柱だけでは、斜めに歪んでしまいますので・・・。

基礎と土台をアンカーボルトでつなぐ

基礎と土台はアンカーボルトという金具でつながれています。一定間隔で土台の中央にしっかりと繋がれています。

アーネストワンの梁の木材

2階の屋根に向かって撮った写真です。中央の木材が「梁」です。柱が縦に立っている木材で、梁は横になっている木材のことです。

柱よりも梁のほうが太いのがわかります。柱が105×105、この梁は105×150の木材です。

アーネストワンの床下地の構造用合板

床下地の構造用合板です。厚さは２４ｍｍです。

こちらも国産材を使用しています。林ベニヤ産業株式会社さんの商品です。HPはこちら。

アーネストワンの建売の柱の太さは？建売はどんな木材を使うのか：まとめ

建売新築一戸建てでは購入者ですら見ることも少ないが、建築中もできれば見ておきたい。

アーネストワンさんのお家を検討している方で、すでに建築が終わっていて内部が見れない方の助けになればと思います。