【建売新築購入】不動産営業マンに「日程」を急かされる話

不動産営業マンに日程を急かされる話 建売新築

建売新築一戸建てを販売しているとお客さんから仲介業者の営業マンに「日程」を急かされるという話を聞きます。

既に決まっている契約日を1日早めてほしいというような、そんな感じの提案。

おるすま内田
おるすま内田

何の意味があるのって急かしですよね

おるすま澤田
おるすま澤田

数日早くしても特に何もないよな

今回はそんな建売新築一戸建て購入時の仲介業者の謎の急かしについて紹介していきたいと思います。

【建売新築購入】不動産営業マンに「日程」を急かされる話

YouTubeおるすまチャンネル「不動産営業マンに急かされる話」

不動産営業マンに急かされると言えば、

  • この物件申込入るかもしれません!
  • 早く決断しないと無くなりますよ!

というような決断を急かす場合も多いと思います。ですが今回はそれじゃなくて、買うって決めた後も「日程」を急かされるという話です。

普通に「どこまで急かしてくんねん!」と思う内容ですよね。ですがよく聞く話でもあります。

買うって言ってるのに日程を急かす

購入を決断したのに契約日を急かされる話

決断を急かすだけではなく、購入を決断しもう契約日も決まっている段階で、契約日などを2,3日急かす場合があります

例えば、日曜日に休みなので契約するという日程だったはずが、「金曜日になりませんか?」「仕事終わった後の18時に来てもらって・・・」とかそういう感じです。

なんで?って理由を色々聞いてみるけど、ちょっと理由になっていなくて・・・納得いかないというような場合が多いです。

これはどういう原因で起こるのか解説していきたいと思います。

営業マンが自主的に急いでいる

これは正直可能性としてはあまりありません。

ですが、不動産営業マンとして長く経験していると、できるだけ考える期間を与えたくない、気持ちが変わらないうちに契約を済ませたいという営業マン心理というものになる場合があります。

例えば今日から1週間後に契約するお話と、今日から1か月後に契約するお話であれば、後者の方が遥かにキャンセル率は高いです。このような感じ短ければ短いほどキャンセル率は低いということもありますが、それがエスカレートして、契約日を2,3日早めようという行動にでる営業マンもいるわけです。

ですが、かといって1週間後の契約を5日後にしたってキャンセル率は正直そんなに変わらないです。むしろ不信感募ってキャンセル率は高くなります。ですので逆効果になっています。

自主的にこの急かしをしているとするとその営業マンは相当感覚バグってます。

会社の上司に急ぐように指示されている

一番このケースで多いのが「会社の上司に言わされているケース」です。8割くらいはこれです。

上司の適当な指示で契約日を2,3日早めるように言われるということです。

これもなぜそんな指示出すの?って話なんですが、上の例と同じような話で早ければキャンセル率が低いと思っているのが基本で、さらに言うと上司はそのお客さんを見ることもなく報告を受けただけで支持を出すので、急かしたことが原因でキャンセルになるとも想像がついていない状態と言えます。

これに関してはその上司とその営業マンの信頼関係も関係していて、放っておいても数字を残す営業マンにはこんな謎の指示は飛んできません。

新人営業マンなど、上司からの信頼感ゼロの営業マンにだけ飛んでくる苦行のような指示と言えます。

不動産屋の上司は「ボスゴリラ化」しやすくて、強権的な謎の指示を数々出す場合があるので、現場の営業マンが2,3日契約日を急かすという謎の行動も生まれるわけです。

物件の売主側に急ぐように指示されている

現場の営業マンが「なぜ早めないとダメか」お客さんに聞かれた時に、いう理由の8割はこれですが、実際はそうでも無いことが多いというのが

売り主さんに急ぐように言われたまして

ということです。

建売新築一戸建ての場合はハウスメーカーさんがこう言ってます。で仲介業者としては無理なお願いは大概売り主のせいにするというのが常套手段ですが、実際はそんなことありません。

実際は自分の上司から急かされているんですが、「上司から急かすように言われてまして」だと「お前の社内事情なんて知らんがな」という風になりますし、何よりお客様の都合より上司の謎の指示のほうが優先順位が上だということがバレてしまいダサいです。

そうなると「売り主に言われています」という感じになるわけです。

売主が急かすケースは少ないです。逆に「急がしたらキャンセルとかになりません?」って心配してると思います

しかし売主側からの急かしがあるとすると、また社内事情になってきます

例えば売り主の中の担当営業と上司の信頼関係で、売り主の上司→売り主の担当営業に謎の指示が飛び、それが仲介業者の担当者に飛んでくるケースがあります。

建売新築一戸建て販売のなかでいうと売り主側は販売している仲介業者を管理したりコントロールしたりする力も求められます。そういった契約日も自分の一言で変えられるということを上司に示したいとか、自分で実感したいとかで、売り主側から2,3日契約日を急かすという謎の指示がお客さんまで届くことはあります。

基本的にこういう謎の依頼は、上司と部下などの人間関係などの事情が原因で発生しているケースが多く、実際は特に誰にもメリットがないケースがほとんどです。
  • 自主的に急いでいる人は、ヤバい営業マンでそんないない。
  • 売主側にはまともな人が多いから謎の指示はあまり発生しない

ということを考えるとほとんどの場合は、その担当者の直属の上司が原因で無駄な急かしが発生していると考えるべきです。

契約後に引き渡しを急ぐのは売主が多い

引き渡しを急かすのは売主
引き渡しを急かすのは売主

契約日を数日急かしてくる売主はほとんどいませんが、契約後に引き渡しの日を急かしてくるのは売主さん側からの場合が多いです。

引き渡し日というのは売主さんにとっては現金化できる日ということで、建売ハウスメーカーはその現金をまた土地を購入する費用や建物を建てる費用にしてグルグル回すことによって儲けるというビジネスをしているわけですので、回転率をあげたほうが、引き渡しを早くした方がより儲かるわけです。

そうなるともう既に買い手の決まった物件については早く引き渡しを終えたくなるというのがあります。そういった事情もあるので「引き渡し日」については数日急かしてくるのは売主さんの場合が多いでしょう

【建売新築購入】不動産営業マンに「日程」を急かされる話:まとめ

  • 建売新築の購入を決めたのに、契約日を数日急かされるケースがある
  • 急かしている原因は大体直属の上司
  • 売主が急いでましてって言い訳しがち
  • 引き渡しを急いでるのは大体「売主」

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