新築一戸建てを購入した後に、やっぱりああしたら良かったというような後悔をするケースというのはあります。
建売を購入して注文住宅にすれば良かったという方もいますし。
逆に注文住宅を購入して建売で良かったなという結論に達する人もいます。
今回は建売新築一戸建てを買って後悔する人や注文住宅を買って後悔する人のお話を紹介していきたいと思います。
建売住宅・注文住宅を買ったときの後悔
新築住宅を購入しての後悔というのはいろいろあると思います。建売新築を買って注文住宅にすれば良かったと思う場合もあれば、注文住宅の中でもここの間取りはこうすれば良かったという後悔もあります。
後悔の原因は検討が足りない事
新築一戸建てを購入した後の後悔は、基本的には検討が十分でなかったということが言えてしまう場合が多いです。
後悔って基本的には「自分が〇〇すれば良かった」ってことですから。
もう少しきちんと検討していれば避けられた出来事かもしれないというところになります。しかしこれを我々不動産営業マンのような客観的に見ている人間からすると、もうちょっとしっかり検討していたら決断に自信が持てていて同じ決断でも後悔しない場合もあるんじゃないかなと思ってしまう部分もあります。
そういった意味では後悔しないためにもこれ以上ないくらい検討すべきということが言えます。
どっち買っても後悔する人はする
また不動産営業マンからすると、後悔する人はどっちでも後悔してるという風に感じることも多いです。
不動産にしても何にしても完璧な選択はないので、どちらにしろ無いものねだりで後悔してたんじゃ無いかな?というような思いになる人もたくさんいます。
建売買ったけど注文が良かった
新築一戸建て購入の後悔で建売を購入した人にありがちな後悔はこんな感じです。
間取りに不満がある
一番よくある建売購入後の後悔が「間取りに不満がある」というものです。これは当然と言えば当然ですが、建売購入者は自分で間取りを決めていないので、ここをこうしたかったという要望は叶えられていません。
確かに多くの建売新築一戸建てから検討することによって好みの間取りを選ぶことはできますが、注文住宅と比較するとやはり不満が残る方もいるでしょう。
設備に不満がある
建売新築一戸建てはどちらかというとお買い求めしやす価格帯で販売されている新築商品です。ですので注文住宅と比較するとやはり設備面で見劣りするケースも多いです。
表面的なものであれば追加工事をすることによってグレードアップすることも可能になりますが、断熱材の性能であったりは建築してからは変更するのが難しいものもあり、注文住宅でもっとこだわったらこんなに寒くなかったんじゃない?という後悔をされる方もいます。
普通すぎて愛着湧かない?
建売新築一戸建てを購入した方で普通すぎて愛着が湧かないという後悔もよく書かれていますが、これはネット記事でよく書かれている建売住宅を購入した人の後悔です。しかしこんな人は現実にはあまりいません。住めば愛着湧きます。ネットの想像記事です。
あなたのお子さんも普通やと思います。でもお子さんに深い愛情を持っていると思います。大体それと一緒です。
厳密には旦那さんへの不満
建売新築一戸建てを販売していて、ご購入いただいたお客さんに「後悔」のお気持ちをお伺いすることもあります。
それを聞いていくと最終的にはどうなるのかというと、
「注文が良かった」→「旦那の稼ぎが良かったら注文にできたのにー」→「内田さん聞いてくださいよこの前旦那が深夜1時に帰ってきて・・・」っていう感じになります。
結局家の後悔違うやん。結婚相手の後悔してるやん。
注文買ったけど建売「で」良かった
注文住宅をご購入の方の後悔は間取りをこうすれば良かった、色はこの色にしたら良かったという後悔もありますが、今回は注文住宅にしたこと自体を後悔しているお話を紹介していきます。
ほぼほぼ建売と同じものができた
一番悲しい後悔は注文住宅を建築したのに出来上がってみたら「建売と大体同じものができている」というような場合の後悔です。
これは建売住宅と注文住宅とのちょうど間くらいのお客さんで起こる現象で、どちらかというと無理して注文住宅にしたタイプの方がこの後悔をしやすいので要注意です。
注文住宅を建築してもコストを削減するという方法を取るとどんどん建売住宅に近づいていきます。それは仕方ない話で、建売新築のハウスメーカーはコストダウンの企業努力をして住宅を建築して行ってるわけですから、一般の方も費用を少しでも抑えていくと同じ道を辿ります。
さらにはそういった建売と注文の間のお客様は普通よりも「建売のこういうところが嫌」というような気持ちを持たれているケースも多く、実際に建売っぽくなってしまった時の後悔も大きくなります。
お金かけすぎた
注文住宅を購入して建売で良かったと思う部分はやはり価格面の話になります。
夫婦合算して住宅ローンを組んで結構立派な注文住宅を建築したけれど、支払いがやっぱり厳しいという話は一番多い住宅ローン破綻のパターンです。
また離婚などをする状態になった場合に、注文住宅を建築して大きな住宅ローンを組んだ場合は「何のためにこんな家頑張って建てたんやろ」感が出てしまい、建売で良かったやんってなるケースもあります。
理想が高すぎ+現物を見てないの2つの要因
注文住宅を購入して後悔する要因は二つあります。
まず一つ目は「理想が高すぎること」です。先ほども解説したように後悔する人は何買っても後悔しますというような話で、今後悔しているようなことを改善するような案で進んでたとしても、さらに上の仕様や間取りを求めてしまうというような感じです。
そして二つ目は「現物をみていない買い物」であるということです。今はいろんな技術がありこういうものですよっていうのをバーチャルでも見ることができるようになりましたが、やはり注文住宅のまだ無いものを高額で購入するというのは後悔の出やすい形にはなります。
特に色はプレゼンが難しいものになるので、こんなはずじゃなかったの多い要素になります。
こういった二つの要素が注文住宅の後悔の原因になっているのでご自身でも注意が必要です。
まとめ:建売住宅・注文住宅を買った後悔
- 後悔しないためには検討を頑張るしか方法はない
- 建売は制限が多いので注文が良かったという後悔が起きやすい
- 注文住宅を購入しても後悔が0にはなりにくい
- 人によっては家の不満・後悔じゃない時ある
YouTubeおるすまチャンネルでは建売新築一戸建て購入に関するお役立ち情報を発信しています。もしよければチャンネル登録よろしくお願いします。