建売新築一戸建てを購入した方でも、その家が建築されているときから見学していたという方はほとんどいないと思います。
柱の太さはご年配の方の質問に多いような気がしません？
確かに購入者のお父様が質問されるような気がするな
今回はそんな建売の中でも飯田グループホールディングスさんの一建設さんの建物の建築段階の写真などを紹介していきたいと思います。
一建設の建売の柱の太さは？建売はどんな木材を使うのか
まず大前提として一建設さんの建売住宅「リーブルガーデンシリーズ」は木造軸組み工法です。在来工法と言ったりします。
一建設さんのHPより
今回お邪魔した一建設さんのリーブルガーデンシリーズのある現場の建築中の写真です。
一建設さんが使っている柱の太さは105ミリ、いわゆる3.5寸の柱です。
よく120ミリの4寸の柱か、105ミリの3.5寸の柱かという話がありますが、建売では105ミリ・3.5寸の柱がよく使われています。
国産の集成材を使用・柱はすべて同じ太さ【一建設】
使用している柱はすべて太さや種類が同じで国産の集成材を使っています。こちらの現場では中国木材株式会社さん製造の木材です。他の建売メーカーさんが使っているのと全く同じ木材ですね。
左側がJAS規格のシール。集成材の規格の認定などがおこなれています。
上から説明すると「同一等級構成集成材」とは同じ品質の木材を組み合わせて作った集成材ということで、その反対に外側に強い木を使って作る異等級構成集成材というのがあります。
「E65F255」はその材木のたわみや曲げに対する強度を表しています。太い柱を使う、例えば4寸の柱になるとこの数値は高くなります。ですが建売では現状ほとんどがこちらの3.5寸の柱を使っています。
ホルムアルデヒド放散量F☆☆☆☆は一応最高等級です。有害物質の放散量の指標です。
基礎と土台をアンカーボルトでつなぐ【一建設】
基礎と土台はアンカーボルトという金具でつながれています。こういうあんまり見たことのないような金具です。
一定間隔で土台の中央にしっかりと繋がれています。検討している現場で建築中にこういったものを見る機会があれば、端によっていないか確認してもいいかもしれません。
土台のJASシールはこんな感じです。こちらはフィンランドの欧州赤松・オーロラ材という集成材です。住宅用構造材に適した年輪が密で節の小さい木だそうです。
一建設さんのHPには
一建設さんのHPより
基礎パッキン工法が紹介されています。基礎と木材の間に隙間を設けることにより基礎の内部に湿気がたまらないようにする方法です。最近の家にはほとんどすべての場合つかわれる工法ですが。。。
梁も集成材を使用している【一建設】
中央の木材が「梁」・つまり天井部分に横に通っている木材です。柱が建てに立っている木材で、梁は横になっている木材のことです。
飯田グループホールディングス傘下のファーストウッド株式会社さんの木材です。飯田グループの建売では傘下の材木業者の木材ばっかり使われていると思いきや、そんなに使われていません。
105×300の柱より少し太い木材です。
床下地の構造用合板【一建設】
床下地の構造用合板です。厚さは２４ｍｍの一般的なものです。
一建設さんのHPによるとこのような記述があります。
一建設さんHPより
この現場では一建設さんは柱・土台・梁・床の構造用合板とすべて違うメーカーの木材を使っているということになりますね。
こういう釘で打ち付けられていきます。
一建設の建売の柱の太さは？建売はどんな木材を使うのか：まとめ
建売新築一戸建てでは購入者ですら見ることも少ないが、建築中もできれば見ておきたい。
一建設さんのお家を検討している方で、すでに建築が終わっていて内部が見れない方の助けになればと思います。
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