一括りに建売新築住宅といっても、メーカーによって使っている材料は細かく違うものです。
今回はそんな建売住宅の中でも飯田グループホールディングスのアイディホームのある現場の外壁について現場写真を交えて紹介していきたいと思います。
アイディホームの建売の外壁はパワーボード・実際に使っている外壁材
アイディホームさんのリナージュシリーズの外壁は旭化成さんのヘーベルパワーボードを採用しています。
外壁材は他のほとんどの建売住宅でサイディングが使われているので、アイディホームさんは少し差別化されています。サイディングよりもパワーボードのほうが施工費用は高額なので、他の建売メーカーと比較して外壁にはコストをかけていると言えます。
パワーボードはサイディングと比べて耐久性や断熱性・耐火性に優れています。なんといっても単純に分厚いですので・・・。
特に耐火性能はサイディングと比べると強く、火災保険もパワーボードを使っていることにより割安になります。
ただ分厚い分重さもありますので、耐震性についてはサイディングのほうが優れています。建売ではそもそもお客さんに選択肢がないのであまり関係のない話ですが、パワーボードはデザインや柄や色にバリエーションがない・施工コストが高いなどというデメリットもあります。
防水シートを巻く・アイディホームの名前が書いてある
柱が立った状態から建物のすべての箇所を覆うように防水シートがはりめぐらされます。だいたい防水シートにはメーカーの名前が印刷されています。
防水シートの奥は断熱材が施工されていて、この上から外壁材のパワーボードをはっていくという感じです。
外壁の構造はこんな感じになっています。
ヘーベルパワーボードは結構分厚い
こんな感じでパワーボードが運び込まれてきます。ヘーベルパワーボードの厚さは37mm。一般的なサイディングは16mmの厚さなので結構外壁の厚さは違います。
外壁材をカットするときに粉が出るのか、現場の地面が心なしかパワーボード色になっています。
下地材をつけて・・・アイディホームの外壁
防水シートをまいた後に外壁材のパワーボードを付けられるように、下地材をつけます。
ボードの隙間をコーキングで埋める
外壁材のパワーボードをつけて、ボードとボードの隙間をコーキングで埋めます。
外壁材のメンテナンスはどうすればいい?
外壁材は屋根材とともに風雨にさらされる劣化しやすい部分です。ですので新築の段階から気を付けて外壁の様子を見てこまめにメンテナンスする必要があります。
サイディングの小さなひびや割れにはこちらの商品がおすすめです。サイディング外壁のお宅の必携品です。
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劣化が進んでいる外壁には塗り替えなどを大掛かりなメンテナンスが必要です。相場を把握するだけでもメンテナンスの資金計画が立てやすいので、こちらのサイトで自分の家の外壁の状態に合わせた施工の相場を確認してみてください。
アイディホームの建売の外壁はパワーボード・実際に使っている外壁材:まとめ
アイディホームの建売の外壁は旭化成のヘーベルパワーボードを採用している。
他の建売ではサイディングが多いので、アイディホームの建売は外壁にはコストをかけていると言える。
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