オープンクローゼットのある建売新築一戸建てってどうですか？お洒落？荷物丸見え？

新築一戸建てを選ぶ際に重要な要素になってくるのが収納、クローゼットというものになってきます。

今回はそんな収納の中でも「オープンクローゼット」というものについて紹介していきます。

オープンクローゼットのある建売新築一戸建てってどうですか？

最近建売新築一戸建てでもオープンクローゼットの物件というのもちらほら見るようになってきました。

オープンクローゼットって何？

オープンクローゼットって何かというと、扉がなく中に収納されている衣類やアイテムが見えるようになっているタイプのクローゼットになっています。

扉がないので、居室空間と一体化したような収納になっています。

オシャレなアイテムを収納したり、収納の仕方にこだわったりなどすると生活空間の見栄えが良くなったりします。

しかしオシャレは難しいもので場合によっては雑然とした収納が表に見えるようになっているだけという場合もありますので気をつける必要があります。

おしゃれとは程遠い状態ですし、子供の秘密基地化しています。

オープンクローゼットのメリット

オープンクローゼットにするメリットとしては

• 物の出し入れがしやすい
• 部屋が広く使える
• 通気性が良い
• コストカットになる

というようなところが挙げられます。

扉がありませんので当然クローゼットから物を取り出そうとする時もドアの開閉作業は要りません。引き戸の収納などのように開いたとしても収納の片方半分は見えないということもありませんので、アイテム探しは楽になります。

また収納と居室スペースが一体になり、広く見えますし、ドアを開閉するためのスペースを考慮に入れる必要がなくなりますのでその分部屋を広く使うことができます。

また常に収納は解放されているので通気性がよくわざわざ換気をする必要もないためカビやダニ対策にもなります。

またコスト面を考えてもドアや扉を必要としないため建具の費用の分だけ建築コストが安くなるという側面もあります。

オープンクローゼットのデメリット

逆にオープンクローゼットのデメリットとしては

• 中身が丸見えになってしまう
• 埃が溜まる
• 衣類などが日焼けする可能性がある
• 防虫剤などを使用する場合、防虫効果が低くなる

というところが挙げられます。

まず何より、お洒落に仕上げるにはなかなかテクニックがいるもので、モデルハウスみたいにはうまくいかない部分があります。また普段は良くても来客時に見えると嫌ということも考えられます。

あとは埃が溜まりやすいということもあります。扉がありませんの埃を遮断しづらく、人の出入りが激しいところでは特に埃が溜まりやすくなります。

また直接光が当たってしまうので中に入れているものの日焼けが気になる場合があります。衣類などは直射日光でなくても蛍光灯などでも日焼けする場合もあります。

最後に防虫剤を使用する場合は密閉されていないので防虫成分が居室側に流れてしまい、防虫効果が薄れる可能性があります。

建売住宅のオープンクローゼット

建売新築一戸建て現場に毎日のようにいきますが、建売でもオープンクローゼットの収納が増えています。

もしかしてコストカット？建具の節約？

建売新築一戸建てというと、出来るだけシンプルな仕様にすることによって、低価格を実現していくという側面がありますので、各所でコストを下げる努力がされています。

このオープンクローゼットを建売新築一戸建てで導入す場合も、お洒落な「見せる収納」を目指しているわけではなく、建具の節約の要素が強いです。

一建設さんのクローゼットもオープン

建売住宅大手のハウスメーカーである一建設さんのリーブルガーデンシリーズで時々見るオープンクローゼットはこんな感じでして

ウォークインクローゼットで扉がないものがよく見られます。

ちなみにアーネストワンさんのウォークインクローゼットでもこのようなスタイルのオープンクローゼットタイプのもの間取りも時々あります。

クローゼットというよりはクローゼット予定地って感じで、棚を施工したり、スチールラックを入れたり、なんらかの収納するための設備が必要な感じがします。

まとめ：オープンクローゼットのある建売新築一戸建て

• オープンクローゼットはお洒落だけど難しい。
• 広くなるなどのメリットもあれば
• 埃が溜まりやすいなどのデメリットもある
• 建売の場合はコストカットの要素も強い

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