スーモ(Suumo)とホームズ(Home’s)って結局どっちがいい?

スーモ(Suumo)とホームズ(Home’s)って結局どっちがいい? 建売新築

不動産情報サイトの定番と言えば、スーモ(Suumo)とホームズ(Home’s)ではないでしょうか?

どっちでも一緒と思いきや意外と大きな違いがあります。

おるすま内田
おるすま内田

意外と違いがあるというか、どちらで問い合わせるかで不動産屋の顧客対応も微妙に変わりますよね

おるすま澤田
おるすま澤田

どっちがどっちとかめちゃくちゃ言いづらいけどな。

今回はそんなスーモとホームズの違いや、それぞれの物件を探すときの注意点を解説していきたいと思います。

スーモ(Suumo)とホームズ(Home’s)って結局どっちがいい?

スーモ(Suumo)とホームズ(Home’s)って結局どっちがいい?

スーモもホームズもどちらもポータルサイトと言われる不動産物件情報サイトです。いちいちいろいろな不動産業者のHPを確認することなく、たくさんの不動産業者の販売物件情報を検索閲覧することができます。

お客さんがどちらを見て探しているか新築住宅を販売仲介している不動産営業マンの感想をいうとスーモのほうが多いです

スーモのほうがCM露出などが多く認知されているということもあるのでしょう。

スーモ(Suumo)とホームズ(Home’s)の違い

スーモ(Suumo)とホームズ(Home’s)の違い

スーモとホームズは掲載物件やサイトやアプリの使いやすさなどでは、それほど違いはないでしょう。ほぼ好みの問題というくらいの同一仕様のサイトを公開しています。

ですが、この二つのサービスには利用するお客さんにはあまり知られていないところで大きな違いがあります。それは不動産業者に対する料金体系です。

不動産業者が支払う料金体系が違う、スーモとホームズ

スーモとホームズでは不動産業者に対する料金体系が違います。

この2つのサービスを利用者が無料で使えているのも、物件情報を掲載する不動産業者が利用料を支払っているからです。この利用料の料金体系がスーモとホームズでは違います。

スーモ基本的には1物件掲載すると〇〇万円という風に決まっており、それを何枠使うかによって料金が変わってきます。そこから問い合わせが一件も来なくても100件来ても金額は変わりません。

ですがホームズは、何物件入れようと基本的には料金は増えません。しかしそこから問い合わせが一件あれば、その問い合わせに対して課金されます。1物件しか掲載していなくても、その物件について問い合わせがたくさんあれば、高額の料金になりますし、1000物件の掲載をしていてもそこから問い合わせが全くなければ、基本料金のみの支払になります。

スーモとホームズのサイト設計の違い

スーモとホームズのサイトの作りの大きな違いは、同一物件の取り扱いです。

不動産業界では一般媒介物件と言って複数の仲介業者に販売を依頼することもでき、複数の仲介業者が広告宣伝活動をする場合があります。そしてそんな複数の仲介業者がスーモやホームズに物件情報を掲載すると、物件検索のページに同じ物件が違う不動産業者の販売物件として並ぶことになります。

このような一般媒介の物件を

  • スーモでは単に羅列しています。
  • ホームズでは同一物件はひとまとめにして掲載しています。

スーモではスクロールしてもスクロールしても同じ物件の情報が違う会社名義で並んでいるということもありますが、ホームズの場合はスーモとホームズのサイト設計の違い

このような感じで同一物件はひとまとめにしてくれています。赤枠は掲載している不動産業者です。

最近はホームズも特別料金の枠も販売し始め、それを多くの不動産業者が購入しているためホームズでもスーモと同じような、同一物件が並ぶという現象がおきてきていますが・・・

問い合わせで住所が必要なスーモ・不要なホームズ

スーモとホームズの違いは問い合わせフォームにもあります。

問い合わせで住所が必要なスーモ・不要なホームズ

スーモは住所の部分が必須入力になっていますが、ホームズについて住所の記入欄自体ありません

ホームズはお客さんに問い合わせをさせることによって、不動産業者に課金できるので、一般のお客さんが問い合わせをするハードルを下げているわけです。

逆にスーモは住所を不動産業者に教えても問題ないくらい購買意欲のあるお客さんに限定して問い合わせをしてもらえるようにすることにより、問い合わせをするお客さんの質を上げ不動産業者の満足度を高めるという方法を取っています。

スーモ(Suumo)で探すときの注意点

スーモ(Suumo)で探すときの注意点

スーモで物件を探すときの注意点は、

  • 載っていない物件があるかもしれない
  • 同一物件が並んでいて探しづらい場合がある
  • 問い合わせの時住所がいる

の3点です。

スーモには載っていない物件があるかもしれない

最近は少なくなってきましたがスーモを利用していない不動産業者もまだまだたくさんあります。それはスーモ自体が不動産業者にとって割高な広告媒体だからです。

あまり資金力のない不動産業者はスーモにたくさんの物件を載せ続けことはできません。問い合わせがなくても毎月一定のお金がでていってしまうということもあります。

ある物件を販売する場合にその販売する不動産業者がスーモを利用していない場合は、他の協力会社に頼んでスーモに掲載してもらうしかありません。そういったこともしないという場合もあるので地方の不動産物件を中心にスーモにのっていない物件というのも存在します

同一物件が並んで探しづらい場合がある

先ほど説明したように一般媒介物件と言われる物件を複数の不動産業者がスーモに掲載したことにより、スクロールしてもスクロールしても同一物件の情報しか出てこない場合があります。

同じ価格帯や同じ市内に物件があると、どれが同一物件でどれが違う物件なのかもわかりづらく探すのに手間取るということもあります。

これも料金体系が関係しておりスーモは1枠いくらという料金体系なのですべての不動産業者の掲載ページを同じように羅列しないと不公平になってしまうのです。

スーモは問い合わせの時住所がいる

先ほどの違いのところでも書きましたが、問い合わせの必須項目のところに「住所」があります

住所を知られずに問い合わせするにはホームズを利用したほうが良いかもしれません。

ホームズ(Home’s)とで探すときの注意点

ホームズ(Home's)とで探すときの注意点

ホームズで物件を探すときの注意点は

  • 大量・一括問い合わせの誘導がある

ということです。ホームズで問い合わせたら、なにか一括請求したみたいでたくさんの不動産業者からの電話が鳴りやまないということがあります。

ホームズは大量・一括問い合わせへの誘導がある

ホームズはお客さんが問い合わせをして初めて不動産業者に対して利用料を請求できます。ですので、お客さんができるだけ大量に問い合わせをしやすように設計されています

例えば、1人のお客さんが1つの物件について興味を持っていたとして、その物件を掲載しているA社にだけ問い合わせをすると、ホームズはA社にしかお金を請求できませんが、

その人がA社だけでなく、B社・C社・D社に問い合わせすると、ホームズはA社からD社の4社にお金を請求することができます。

こういった考え方から、

  • 「この物件はこの会社も取り扱いしています」
  • 「似た条件の物件を一括問い合わせしましょう」

など大量・一括問い合わせをさせようというコマンドが現れます。あまり適当にクリックすると大量の不動産営業マンから電話がかかってくることになるので注意が必要です。

スーモ(Suumo)とホームズ(Home’s)って結局どっちがいい?:まとめ

結論としてはスーモで探すのがおすすめ。地方の場合スーモには載っていないという物件があることに注意が必要

逆にホームズは一括問い合わせをしてしまい、大量の電話がかかってこないように気を付けないといけない

スーモとホームズの違いの根幹にあるのは不動産業者に対する料金体系の違い

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