アーネストワンさんのクレイドルガーデンシリーズで最近(2021年6月現在)新しい仕様が出てきました。

普通は傘たてとかそんなん置いてる人が多いところですよね

DIYで同じような棚を付けて写真とか飾られてる方もいるよな
玄関フリーラックというもので、靴箱のほかに収納もしくはインテリアコーナーとして利用することができるようになっています。
【アーネストワン新仕様】玄関フリーラックとはどんなもの?
ここ最近アーネストワンさんの建売新築一戸建て「クレイドルガーデンシリーズ」時々見られるようになったのが、玄関フリーラックです。
靴箱の横のスペースにもう一つ収納スペースを作るというような仕様になっています。
標準装備でレールが施工されている

標準装備でついているのは上の写真のような状態です。
奥の靴箱の横に、新たにレールが施工されていることがわかります。標準でついているのはこのレールと

このような浅めの棚板とポールの商品が一セットついています。一通り現場を見て回りましたが、すべての現場でこの商品がついていました。
これはたぶんですけど、ハンガーポールとして衣類とかをぶら下げたりする用の物なんだと思います。
レールにたくさんの穴が開いていることからわかるように、棚板のセットを購入することによってたくさんの段をつくり、よく使う靴や写真などのインテリアを置くことができる商品になっています。
玄関フリーラック・どんなことができる?
それではどこで棚板を購入できるかというと、アーネストワンさんのグループ会社である「エイワンプラス」さんで購入することができます。こちらのサイトから注文することができます。

5枚の棚板を購入すると上の写真の世に写真を置く場所として活用もできますし、よく使う靴を置いたり、お洒落な靴を履くのが好きな方は見えるところに並べておくこともできます。
オプションで棚板を購入する
それでは購入する場合のお値段はいくらかというと、エイワンプラスさんのHPによると、
- 棚板2枚セットが5,800円(税込み・送料込み)
- 棚板5枚セットが9,800円(税込み・送料込み)
という価格になっています。一枚売はしていないようでこの2択から選択するというスタイルです。
しかしPDFで出てるパンフレットには、

倍近い値段で書かれています。これどっちが正しいのかしら?いつもの値段設定で行くと多分高い方が正しいような気がしますが。。。
新仕様・玄関フリーラックの背景

「え?なんでこんな新仕様できたの?」という疑問のでる新仕様ですが、この辺はどういった考えなのか想像してみます。
①デッドスペースになりやすい靴箱横の活用
もともとアーネストワンさんはじめ、建売新築一戸建ての玄関には靴箱の横に一定のスペースがある現場がほとんどでした。
一応傘立てなどを置いて、「傘」「ほうき」などの縦長の物を置いてもらうスペースとして開けられていたスペースですが、玄関に置く棒状のものといってもほとんどが1mほどものですので、それより上のスペースは何も使い道のないスペースになっている場合が多かったと言えます
今回の新仕様「玄関フリーラック」はそういった上の部分のデッドスペースも利用してもらえるようにする取り組みということができます
②グループ会社の棚板販売のための新仕様?
しかし建売メーカーさんはリーズナブルな価格帯で販売することをモットーにしているので、コストが上がり価格に影響が出る仕様変更はなかなか採用されない部分がありました。アーネストワンさんは特に低価格路線なので、そういった傾向も特に強かったと言えます。
そんななか何かを廃止しての新仕様ではなく、単純に新しく増える仕様を採用しているのは、棚板販売が関係している可能性もあります。
アーネストワンさんは直近の仕様変更で、クローゼットの棚板の仕様を、フリーラックスタイルから、メッシュ棚に変更しました。
左側の以前の仕様であれば各部屋のクローゼットで棚が欲しい時には、エイワンプラスさんで棚板を購入することになり、簡単に言うと、棚板の注文がたくさん取れていました。
しかし右側のメッシュ棚を標準装備したことにより棚板の需要が減ってしまったと考えられます。
そういったグループ会社の棚板販売が仕様変更で減ったために、今回玄関の横のスペースにレールを施工する新仕様を作って、再度棚板販売を進めていこうという戦略である可能性もあります。
③玄関に力を入れる建売メーカー
しかし玄関の仕様に力をいれる建売メーカーさんは非常に多いです。
一建設さんのリーブルガーデンシリーズでは、「Lスタイル」という新仕様が出ていて、少しだけ高級感のある玄関の建売現場が登場してきています。
その他にも収納力を充実させた、シューズクロークがある現場も多く、家の顔ともいえる玄関のグレードを集中的に上げてお客様にいい印象を持ってもらえるような工夫がされています。
自力で玄関フリーラックを作る
この玄関フリーラックのレールが標準でついていないけれど、同じようなスペースがあって、玄関フリーラックを付けたい場合はどうしたらいいのでしょうか?
エイワンぷらすさんは棚板だけの販売
エイワンプラスさんのHPによると、
※玄関収納の横にフリーラック用棚柱が取付済みの建物が対象となります。棚柱が付いていない場合は対象外となります。ご了承ください。
エイワンプラスHPより
ということになっており、レールは販売しておらず、レールがついていない現場ではこれができない。と書かれています。
他の可動棚を自分でつけてみる
サイズによっては同じようなフリーラックを付けることもできます。

こちらの現場であれば、幅が46㎝・奥行きが33㎝ほどになっていました。このくらいのサイズがあれば、
こういった商品で壁にレールを付けてもらって、
棚板を必要枚数買えば、今回の新仕様でできるようなものは施工可能です。もし既に一戸建てに住まれている方もちょうどいいスペースがあればお試しいただければと思います。
【アーネストワン新仕様】玄関フリーラック:まとめ
アーネストワンの建売新築一戸建てで「玄関フリーラック」というものが出始めている。
玄関の靴箱横のデッドスペースの有効活用とともに、グループ会社のエイワンプラスの棚板販売部門の後押しという側面もある新仕様であると言える。

そんなアーネストワンさんのお家のことなら何でもお気軽にご相談ください。
