旗竿地とは・避けるべき?お得?【建売新築分譲地でよく見る土地】

旗竿地・建売新築の整形地 建売新築

建売新築一戸建てを検討しているとき、こんな区画の土地を見たことはないでしょうか。

旗竿地とは・避けるべき?お得?【建売新築分譲地でよく見る土地】

このような形の土地のことを旗竿地といいます。今回は建売新築一戸建ての分譲現場でよく見る「旗竿地」について解説していきたいと思います。

旗竿地とは・避けるべき?お得?【建売新築分譲地でよく見る土地】

旗竿地とは・避けるべき?お得?【建売新築分譲地でよく見る土地】

建売新築一戸建ての分譲地で良く目にするのが旗竿地。
簡単に図示するとこんな感じ。

旗と竿のような形になっている土地です。
旗竿型土地・建売新築一戸建て

旗竿地とは、出入り口となる通路部分が狭く、その奥に家の敷地となる部分が存在する形状の土地のことです。逆にこういった形ではない四角形の土地を整形地と言ったりします。

この旗竿地、一見「不便そう」というデメリットに注意が行きますが、本当にデメリットだけなのでしょうか。この旗竿地について、少し考えてみたいと思います。

旗竿地のデメリット

旗竿地とは・避けるべき?お得?【建売新築分譲地でよく見る土地】

まず旗竿地のデメリットから。これは想像しやすいと思いますが、

  1. 車などの出入りがしづらい
  2. 家が建て込みがち
  3. 奥まっているので防犯上心配
  4. 建築費があがりがち

というものがあります。

旗竿地は車などの出入りがしづらい

旗竿地の最大のデメリットは車などの出入りのしづらさです。

車を止める場合は縦列駐車になります。毎朝前の車が出ないと後ろの車は出庫できないのは、大変に感じる方もいるかもしれません。さらに道と接している部分が狭いので、前面道路の幅によっては駐車自体に慣れが必要な場合もあります。

前面道路の幅が6mくらいある場合は大丈夫でしょうが、4mくらいの道路の場合は見学時に許可を取って一度車を入れさせてもらったほうが良いでしょう。

専用通路つまり竿部分の幅も確認が必要です。3mくらいとれていれば問題ないですが、2.5m以下の場合は要注意の物件です。

旗竿地に建築すると家が建て込みがち

旗竿地の「旗」部分の面積によりますが、狭いことも多いので「土地いっぱいに建物を建てざるを得ない」こともあります。そうなると

  • 隣の建物と近いためプライバシーが守れない
  • 採光や通風の確保が難しい
  • 場合によっては建てられる間取や大きさが限定される

といったデメリットがあります。

旗竿地は防犯上心配

旗竿地に家を建てる場合、家は奥になり道路側から見えなくなることもあります。

一般的には他からの視界があるほうが空き巣被害にあいにくいといわれているので、防犯上のデメリットもあります

旗竿地は建築費があがりがち

建売新築一戸建ての分譲地として、旗竿地だけでなく前の区画も同様に工事をする場合はそんなことはないですが、旗竿地を一区画だけ工事する場合は、建築に使用する重機が入りづらいほど通路部分が狭い場合、資材の運び込みや建築作業の面において人力に頼らざるを得ない場面が出てくる可能性があります。そのため、建築費用が上がってしまうこともあります。

建売の場合はココは問題ありませんが、長い目で見ると建て替える際には、建築費は高くなる可能性もあることを理解しておかないといけません。

旗竿地のメリット

旗竿地とは・避けるべき?お得?【建売新築分譲地でよく見る土地】

デメリットばかりがつい目につく旗竿地ですが、それを上回るメリットが見いだせる土地が発見できるケースがあります。例えば、旗竿地のメリットとしては

  1. 比較的安く購入できる
  2. 通りに面していない分静かな場合がある
  3. 通りに面していないので、玄関からこどもが飛び出しても安全
  4. 駐車可能な台数が多い

というものがあります。

旗竿地は価格が安くなる場合が多い

旗竿地の何よりのメリットは安いことです。

やはり整形地のほうが高いので、本当は自分たちの予算では手が届かないエリアでも、購入可能な物件が出てくる可能性があります。

旗竿地は通りに面していないので静か

交通量の多い道路沿いなどでは特にですが、旗竿地は通りに面していない分静かで過ごしやすい場合があります。

人の視線にさらされることもありませんし、快適に過ごすことができます。また庭などがある場合も道路を通行する人から見られることのない裏庭のような感覚で使うことができるというメリットがあります。

旗竿地は通りに面していないので子供が飛び出しても安全

こちらも交通量が多いエリアでは特にですが、玄関から子供が飛び出しても、自分の敷地内が続いていますので、ある程度安全です。

旗竿地は駐車可能台数が多い

旗竿地は駐車可能台数が多いので来客時などに別に駐車スペースを確保しなくてもよいというメリットもあります。

旗竿地は多くの場合、前の家の一軒分くらいの長さは専用通路として縦列駐車スペースが続いているので、停めようと思えば3台以上停められるという場合がほとんどです。

縦列駐車はちょっとと思っていても実際住んでみると、駐車スペースが大きいという便利さを感じることもあります。

旗竿地の建売を検討するときのチェックポイント

旗竿地の建売を検討するときのチェックポイント

こういったメリットやデメリットを踏まえて旗竿地の建売を検討するときのチェックポイントは、

  • 家族全員駐車可能か確かめる
  • 旗竿地のデメリットについて理解する
  • 価格「だけで」選んでいない考えてみる

というものがあります。

家族全員が駐車可能か確かめる

旗竿地の建売を検討するときに一番大切なことは家族全員が駐車できるか確かめることです。慣れれば何とかなるというレベルに感じても、一度は試しに駐車してみるのをおすすめします。

ただ購入前の物件への車の乗り入れは許可が要りますし、ブルーシートを敷いてタイヤ痕が付かないようにするなどが必要な場合もありますので、見学時に聞いてからするようにしてください。

旗竿地のデメリットについて理解する

日当たりや通風などは現地で確認できるものですし、駐車の難易度も理解できると思いますが、建て替えの時の建築費や防犯面などはあまり考えることもなく購入する方も多いです。

問題ないという結論であっても一度は考えてみる必要があります。

価格「だけで」選んでいない考えてみる

旗竿地の建売を購入する時に最後に考えてほしいのは、価格「だけ」で選んでいないかということです。

例えば、旗竿地が2380万円・前の整形地が2580万円で販売されているときに、本当は整形地のほうが良いのに価格が安いからというだけで旗竿地のほうを選んでしまうとします。

建売は建築後1年経つと中古扱いになるなどの理由で値下げする場合もあるので、購入後整形地のほうが売れずに2380万円に価格変更になった場合後悔しないでしょうか?価格だけで選んでいると後悔する可能性があります。

駐車スペースが多いとか、奥になってて落ち着くなど旗竿地の特性も含めて検討しているとこういう場合でも後悔はしないかもしれません。

旗竿地と整形地が複数軒建っているような場合は特に価格だけで旗竿地を選ぶのは危険かもしれません。価格だけのことを考えると最後の売れ残りの1軒を狙う方が有効な場合が多いです。

旗竿地とは・避けるべき?お得?【建売新築分譲地でよく見る土地】:まとめ

旗竿地は他より価格が安く販売されることが多い。
車の出入りなど、デメリットもあるが、予算に限りがある場合などには自分にぴったりの物件になる場合もある。

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