建売新築一戸建ては即決が多い、早い者勝ちの世界です。始めて見学に来た日に買うという方もいます。

1件で決める人を担当したいですね

20件くらい見る人も悪くないで(笑)やっぱり悩んだ分感謝もしてもらえるから
今回はそんな建売新築一戸建てを即決・決めるまで何件見るかということについて解説していきたいと思います。
即決?早い者勝ち?【建売新築一戸建て・決めるまで何件見る?】
結論から言うと、建売新築一戸建ての営業をメインにさせていただいている私の少ないかもしれない記録によると4件見学した後に決断された方が一番多いです。
逆に「即決」つまり1件で決断した人は意外に少ないという結果でした。しかし即決する人も数パーセントいるというところがすごいところです。
あくまで私が案内させていただいた分で、知らないところで他社さんでたくさん見学されていた可能性もありますが、それを考えないとすると4件、5件という方が一番多くなります。
4,5件というと多く感じたでしょうか?少なく感じたでしょうか?少なく感じた方はさらに驚きですが、6件以上見学された方は圧倒的に少なく、3件以下の見学で決めた方は結構多いです。
建売でも、即決の人は意外に少ない
データとして見返す前は1件で決断した人も結構多いんじゃないかなと思っていましたし、後に出てくるスーモの営業マンQ&Aでも1件見学で決断されたお客さんについての話が多く載っていましたが、データを見ると即決はやっぱり珍しいです。
きっと即決されると不動産営業マンからすると、すごく印象に残ってしまうので、記憶に残ってしまい多いように感じてしまうのかもしれません。
でも即決で購入を決断した人のことを振り返って考えてみると、「他の物件も見ましょう」というべきだったと思います。
「気に入ってるし他案内するのも時間かかるし、次の案内あるし・・・」で
結局言わないんですけど。
つぎこそはそれが言える営業マンになりたいものです。
ネットで調べてみても大体「4件見た」が多い
では、ほかの不動産業者さんはどうなのかな?もしかしたら即決が多い?と思い、ネットで調べてみるとやはり3~4回とかそういったことが書かれてあります。
スーモさんで不動産業者さんに対するQ&Aみたいなのがあってそれが一番わかりやすかったです。
建売住宅で即決をせまられる理由
建売物件では必ずと言っていいほど、即決をせまられます。「人気の物件なので早く決断しないとなくなります。」「購入申し込みをしてください」などという感じが多いですよね。
これはなぜかというと建売新築一戸建ては、早い者勝ちの要素が比較的強い不動産物件と言えるからです。
- 売れたら終わり、同一の物件はない
- 1年以内に売らないと中古になるので売主も早く売りたい
- 価格変更の時にお客さんが集中しライバルが急増する
- すべての事情を知っている仲介業者も焦って急かす
- お客さんもある程度理解しているので元から焦っている
などの特徴があり、全体的に売主・仲介業者・買主の当事者全員焦っています。ですので営業マンも即決をすすめるのです。
さらに建売は「見学すれば、だいたい新生活をイメージできる」というわかりやすさもあって、購入を「即決」する人たちがいるのだと考えられます。
建売購入で即決はしてはいけないか
それでは建売住宅を購入で即決をしてはいけないかというとそうではありません。
即決するとどうしても販売する不動産営業マンの術中にハマってしまった感があり、まったっくいい気分がしませんが、即決してもいい場合というのもあります。それは「検討が済んでいる場合」だけです。
即決してもいい場合「検討しつくせた」
例えば、小学3年生の子供の小学校区を変えたくない、しかも支払い的には2,500万円くらいの物件しか買えない、今の賃貸を出ないといけない事情があり、すぐ出たいがまた賃貸に引っ越すくらいならこのタイミングで新築を買いたい・・・。
この条件に合った物件が1件しかなければ全然即決してもいいと思います。
ここまで限定した条件はなくとも、見学には言っていないけど日頃からマイホームの情報を収集していて、自分の思う条件に合った物件をついに見つけ、現場に来たという場合などは、見学する前にある程度検討は尽くされているでしょう。即決も検討にいれるべきです。
こういった検討が十分にできている場合は、即決してもいいですし、むしろ誰かに先を越されないようにできるだけ早い決断をお勧めします。
即決してはいけない①「以前に先を越されたから」
以前に先を越された悔しい経験があるので即決するというのが、一番後悔しやすいパターンです。
ある意味「建売は早い者勝ち」ということを学習し成長したうえでの行動とも言えるのですが、検討している物件は以前検討していた物件とはあくまで別の物件なので、「以前に先を越された」というのは一旦忘れてください。
あくまでその物件がいいかどうか「検討を尽くす」というところを全速力ですることを忘れないでください。
即決してはいけない②「衝動買い」
衝動的に即決される場合もありますが、これもできるだけ避けてほしいです。やはり他の物件もきちんと考えて決断すべきでしょう。
建売の見学の前に希望条件を整理してみましょう。
建売住宅を検討する場合は、見学の前に希望条件を整理しておくのがおすすめです。
即決するにしろ数回で決断するにしろ、建売の購入は早い者勝ちの世界ですので、決断の速さ自体は絶対に求められます。見学の前にある程度希望条件を家族で整理しておけば、見学した時に、「よくわからないから決断していいのかもわからない」ということも少なくなるでしょう。
たくさんみて後悔のないマイホーム探しをするべきですが、希望条件さえ決まっていれば、10件20件とみる必要はないのかもしれません。
即決?早い者勝ち?【建売新築一戸建て・決めるまで何件見る?】:まとめ
建売新築一戸建ての場合は見学5件以内で購入を決める人が多い。
建売であっても即決は少ない。ネット上によくそういう話が載っているのは、即決で決まったときは不動産営業マンの印象に残りやすいからかと思う。
即決は検討がしっかりできている場合以外はおすすめできない。
エリアや金額などで絞り込んで5件ほど見れば十分。それでも決められないときはとことん他も検討すべきです。



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