ARUHI(アルヒ)は日本最大手の住宅ローン専門の金融機関です。おもにフラット35の取り扱いに注力しており、日本国内でのフラット35の大きなシェアを誇っています。
この記事ではそんなARUHI(アルヒ)の住宅ローンの金利・審査基準・などを解説していきます。
ARUHI(アルヒ)住宅ローンの金利
ARUHIの住宅ローンの金利は、フラット35の為毎月のフラット35の金利の変化により変動します。
- 2020年3月実行金利でいうと金利1.24%
となっています。物件によってはフラット35Sが使えるのでここから当初10年or当初5年間金利優遇0.25%が受けられ実行金利は0.99%になります。
さらにフラット35は団体信用生命保険に加入しないというプランも選択可能です。このプランを選ぶと万が一死亡や高度障害になったときにも住宅ローンはなくならずに支払いが続きますが、金利は0.2%下がります。
- 基本の金利が1.04%
- フラット35Sの当初10年間・0.79%
ということです。固定金利でこの金利の低さは魅力ですよね。
ARUHIの住宅ローン審査
フラット35の住宅ローンなのでフラット35を行っている機構の審査によって変化しますが、大まかなところをまとめていきます。
ARUHIのフラット35でいくらまで住宅ローンを借りられるか
基本的には審査金利はその月の金利で審査をします。例えば金利が1.24%、35年借り入れ・返済比率30%で計算すると
年収 | 借入上限額 | 支払額/月 |
300万円 | 2,550万円 | 74,870円 |
350万円 | 2,980万円 | 87,495円 |
400万円 | 3,400万円 | 99,826円 |
450万円 | 3,820万円 | 112,158円 |
500万円 | 4,250万円 | 124,783円 |
借入額の目安です。他に借入があるなどの場合は大きく変わります。
最低勤続年数
なし
事務手数料
融資金額の2.2%(借入額に関わりなく最低20万円)
その代わり銀行の住宅ローンである「保証料」の負担はない。
ARUHI(アルヒ)の住宅ローンの特徴
当日もしくは翌日には審査結果が出る
フラット35の審査はとにかく時間がかかるものが多いですが、ARUHI(アルヒ)さんはスピード審査を売りにしています。
- 事前審査 → 最短即日
- 本審査 → 最短3営業日
という審査の速さ。
ARUHI(アルヒ)さんのHPなどを見てもそう書いているのでそのまま書いているのですが、「最短」って書いているだけで、「普通は翌日とか2日後になるんでしょ?」っと思われるかもしれませんが、
不動産業者のようなプロが書類などを集めておけば、普通に「即日承認がでる」場合が多いです。
諸費用も住宅ローンとして借入
フラット35は物件価格の9割融資が基本ですが、 ARUHI(アルヒ)独自の融資などと組み合わせて、「物件価格の10割」「諸費用」の融資も可能 です。具体的には、物件価格全額と諸費用すべて借りようとした場合
- 物件価格の9割部分 → フラット35
- 残り1割部分 → ARUHIフラットα
- 諸費用 → アプラス
となっています。
団体信用生命保険は任意
これはARUHI(アルヒ)だけでなく、フラット35のすべてに言えることですが、団体生命保険に加入しなくても住宅ローン借り入れが可能です。
健康状態に不安があったり、持病を持っている人でも可能性があるということです。
繰り上げ返済費用
繰り上げ返済手数料0円
新しく口座を作る必要がない
既に持っている銀行の口座を住宅ローンの返済用の口座として選べます。
フラット35の場合口座を新たに作ったりする必要がないので、口座の管理体制も大きく変わることなく借り入れができます。
全国に担保があり専門スタッフに相談できる
全国各都道府県に店舗があり、専門のスタッフに相談することができます。
ネット系の金融機関だと「この書類とこの書類を用意してください」というような記述があったり、メールが来ても、「何の書類かも、どこに行けばもらえるのかもわからない」という場合もありますが、
店舗があると実際に相談に行けるので、住宅ローンの複雑の手続きも安心して進められます。
ちなみにARUHI(アルヒ)さんは直営店の店舗を全国各地に作っているわけではありません。ほとんどがフランチャイズのような仕組みの「パートナー会社」「取次店」と呼ばれる別会社が店舗で募集活動をしています。
ARUHI(アルヒ)の住宅ローンに向いている人
ARUHI(アルヒ)はフラット35を主に取り扱っているので、基本的にはフラット35に向いている人ということになりますが
- 全期間固定金利にしたい人
- 健康状態に不安があり団信に加入できない人
- 個人事業主・契約社員・派遣社員
- 転職したばかりで勤務年数が少ない人
- フラット35を使いたいが引き渡しまで時間がない人
です。
ARUHI(アルヒ)フラット35の住宅ローンを徹底解説【金利・審査基準・手数料】:まとめ
フラット35を検討している方はARUHI(アルヒ)がおすすめです。
フラット35の中でも金利は最低水準ですし、諸費用までフルで住宅ローンで借りたい方にも対応したプランも用意されています。