今回は建売新築一戸建てを建築されている「ファースト住建」さんの建物の特徴についてご紹介していきたいと思います。
あくまで私個人の感覚で書いています。仕様によっては地域や担当されている営業所さんによって違うかと思います。(ちなみにわれわれは近畿圏・京都府や奈良県や大阪府や滋賀県の販売をしている業者です。)
ファースト住建さんは比較的色んな取り組みを自由にしてくるイメージがありません?
会社で決まってる部分も多いやろうけど、各現場で最善の方法を探ってる感じはするよな。
建売新築一戸建てを見る場合にそのハウスメーカーの特徴や傾向を捉えておくのは非常に大切なことです。ファースト住建さん以外にもまとめているのでご参照ください。
ファースト住建さんのイメージは「臨機応変」
ファースト住建さんは決まりごとがあまりないんじゃないかな?と思うくらい建物の仕様が現場によって変わります。
建売住宅大手のパワービルダーの飯田グループホールディングスの各社は結構決まった仕様を全物件統一して建築することになりますが、ファースト住建さんはその辺のルールはそれほど統一していないイメージがあります。
売れなかった場合の価格の改定もファースト住建さんは比較的他の建売一戸建てよりも遅いイメージがあります。
よく採用されいているメーカー
★システムキッチン→ハウステック・ファーストプラス
★ガスコンロ → ハーマン
★洗面化粧台 → LIXIL・ハウステック・ファーストプラス
★浴室 → LIXIL・ハウステック
★トイレ → TOTO
ファースト住建の建売新築一戸建ての特徴
ここから具体的にファースト住建の建物でよく見られる特徴について紹介していきたいと思います。
1Fシャッターあり網戸あり
建売新築一戸建てで網戸やシャッターがない物件が多いですが、ファースト住建の物件は1階シャッターあり、網戸も1階2階全窓ありです。
現場によっては2階の窓にもシャッターを付けており、現場の状況に合わせて仕様を変えています。
2階トイレウォシュレットなし
ファースト住建さんの建売新築の傾向としては、2階にもトイレはありますが、2階のトイレをウォシュレットやウォームレットのない普通のトイレにしている場合が多いです。
しかし最近は流れが変わってきて2023年の初めくらいから2階のトイレにもウォシュレットがついているケースが非常に多くなってきました。
●時々「色で攻める」【ファースト住建あるある】
ファースト住建さんの建売新築一戸建ての特徴として、結構「色で攻める」という傾向があったります。
建売新築一戸建ての場合、基本的には色は無難な色を採用します。なぜなら好き嫌いのある色にしてしまうと、それが原因で購入をやめてしまう可能性もあるからです。ですので、だいたい、「茶色」「薄い茶色」「白」とかの組み合わせになっています。
ですがファースト住建さんの場合ときどき
- キッチンを赤にしたり
- お風呂を空色にしたり
「色で攻める」という技を使ってきたりします。
玄関も色合いに凝る
ファースト住建の建売新築一戸建てで玄関ドアをそれぞれ意匠のついたものにしたり区画ごとに違いを作っている現場が多いです。
そして玄関タイルがピンクのやつが良く採用されていて玄関ポストに不在時に宅配が受け取れる「宅配ボックス」つきにしている物件もよく見かけます。
30坪以下の小さい家も作る
飯田グループホールディングスの建売新築一戸建てはだいたい建坪で言うと30坪くらいの建物を建築して販売します。それより小さい家はあまり建築しません。
それに対して、ファースト住建さんの場合は、それよりも小さな3LDK25坪くらいの建物も建築します。
用地の取得時にこういう建築のバリエーションがあれば、普通は仕入れない土地も仕入れることができます。臨機応変な建物で用地取得で優位に立とうとしているのかもしれません。
建て初めて完成までが遅い
ファースト住建さんは建築するのがとても遅いことがあります。
販売開始時の資料に書いてある完成予定時期から半年くらい経たないと完成しないこともあります。
お客さんに質問されたとき、物件資料だけ見て、もう完成しているので現地見れますよ、とかいうのは危険です。
【ファースト住建の仕様紹介】建売新築一戸建てのファースト住建の建物の特徴・どんな建物?:まとめ
ファースト住建さんの特徴としては「現場によって臨機応変に変えてくる」というものになっています。
いろいろ考えて、臨機応変にしすぎて、攻めすぎた物件になり、それが原因でなかなか売れなくなるというのもファースト住建あるあるです。
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