【SPEED BUILD】アーネストワンのスピードビルドって何?

【SPEED BUILD】アーネストワンのスピードビルドって何? アーネストワン

販売活動中に販売現場の近所の住民の方たちと話をすることがありますが、そんな時によく聞くのは、「アッという間に完成したねー」という言葉です。

おるすま内田
おるすま内田

一般の方の考え方の、早さ=心配に繋げるのはちょっと違うと思う部分ありますね

おるすま澤田
おるすま澤田

でもまあ早すぎると、「え?大丈夫」ってなるで(笑)

建売住宅は注文住宅などより効率化され新築一戸建ての建築工期が短いです。そんな早く建築する建売住宅の究極系ともいえる、アーネストワンさんの「スピードビルド」。1日から2日で新築一戸建てを建築することができるようです。

【SPEED BUILD】アーネストワンのスピードビルドって何?

「スピードビルド」とはアーネストワンさんが毎年行っている、基礎工事完成段階から最短で建物を完成させる企画で、最近の記録ではわずか24時間で完成しています。

質を下げることなく低価格な建物を提供していく必要がある建売業者にとって、「効率化」は至上命題であり、そういった建築の効率化を営業所単位でチーム一丸となって行うのがこの「スピードビルド」という企画なのでしょう。

後にも詳しく書きますが、「そんな家、大丈夫?」との声もあります。

スピードビルドの動画

アーネストワンのスピードビルドのについてはアーネストワンさんのYouTubeチャンネルの方で公開されています。

アーネストワンYouTubeより「スピードビルド」について

こちらの動画で定点カメラを置いて建築途中の様子などがアップされていますが、わずか29時間弱で基礎完成状態から、建物が完成しています。驚きの早さですよね。

毎年各営業所参加の元、行われている

そしてその他の動画にもあるようにアーネストワンの各営業所参加のもと、建築の早さを競う(?)スピードビルドが毎年行われています。

もしかしたら公式的には「競っていはない」のかもしれませんが・・・。少なくとも外から見てる分には早さを競っているように同時期に各営業所がスピードビルドとして最短期間で建物建築をする企画が行われています。

スピードビルド・アーネストワン仙台営業所さんの動画

こちらの動画を見てもらえればわかるように、2019年の仙台の場合は24時間47分37秒で完成しています。ちなみにその年一番早かったのは京都営業所の24時間2分だったそうです。

当然、夜も作業している

アーネストワンのスピードビルドで建築すると普通の100㎡くらい延べ床面積がある2階建て木造住宅が24時間ちょっと、つまり1日で完成してしまいます。

アーネストワンのスピードビルド・夜も工事(先ほどの動画より)

当然ですが、動画を見てもらったらわかるように、真夜中も作業しています。ですので周囲の住民に許可をとったり、真夜中工事する工員さんを手配したりと、普段作っている環境では実現できない状況下で建築されているということも言えますが、それでも早いですよね。

掲示板などで「迷惑」との声もありますが、アーネストワンさんのことです、ちゃんと周囲の住民に許可取ってやっていると思いますよ。

スピードビルド何のために?

スピードビルドを行う理由とは何なのか

ところでこの「スピードビルド」という企画を、いったいなぜアーネストワンさんはしているかというと特にHP上などでも書かれていることはありません。アーネストワンさんのHPのスピードビルドに関するページを見てみると、普通に先ほどの動画が貼られているだけで特に説明はありません。

建築の効率化を高める企画

ですので、推測になりますが、アーネストワンの「スピードビルド」の企画の目的は、各営業所がチーム一丸となって、物件の建築の効率化を図るという取り組みをするということにあるのだと思います。

建築の効率化は、コストダウンにもつながりますし、それにより販売価格を抑えることにもつながり、売り上げを伸ばしていくことにもつながります。

1日で家を建てる能力自体は普段は必要ないかもしれませんが、普段の建築の管理や段取りに役立つを経験を積んでいってほしいということなのかもしれません。

あくまで質を下げることなく、効率化する。そういった意味合いでの取り組みなのでしょう。

工期の短縮によるコストダウンで成り立つ建売住宅

一般の方々には「そんなことして意味あるの?」という受け取りになるかもしれませんが、アーネストワンをはじめとするパワービルダーと呼ばれる建売業者が、これまでどのような取り組みをして事業規模を拡大してきたかを考えると、この「スピードビルド」という企画も理解できます。

もともと建売事業者は、いかにコスト削減をして建物を供給するかを突き詰めてきました。それは悪い方法にいけば「手抜き工事」など質を下げる方向に行っていしまいますが、そういった質の悪い家を提供する企業はいつしか淘汰されるもので、質を下げずに効率化で知恵を絞ってコストダウンする企業が勝ち残っていく業界でもあります

つまり「スピードビルド」の企画の根本にある「効率化」は、住宅市場において低価格路線を進む建売業者にとってはもっとも追及していきたいテーマなのでしょう

スピードビルドの評価

スピードビルドの一般消費者の評価

アーネストワンのスピードビルドについての一般の方の評価はきっと予想がつくかもしれませんが、それほど好意的な意見はない印象があります。

一般消費者にはあまり理解を得られない

一般の消費者からすると「丁寧に作ってくれたほうが、安心できる」というのが普通だと思うので、「なぜ早く作る大会みたいなのをしているのかわからない」などという意見が主です。

アーネストワンさんについての掲示板などをみても、このスピードビルドに関する書き込みがたまにあり、

  • スピードビルドで建てた家は買いたくない
  • 手抜き工事してそう
  • なぜそんなことしてるの?
  • 夜に工事をするなんて非常識

など批判的なコメントしかありません。

実際スピードビルド自体が各エリアで年1件しかしないので、自分が検討している物件が1日で建てた家という可能性はかなり低いかもしれませんが、やっぱり普通に建てた家のほうが安心できるのは一般消費者の考えでしょう。

販売業者としてもスピードビルドですって伝えづらい

そういった一般のお客様の意見もあるので、現場で販売をする仲介業者も完成してその後に来たお客さんにわざわざ「この家1日で建ったんですよ」と言いたくないという実情があります。

そういった事情もあり「スピードビルド」で建築された家と認識せずに購入する場合もちらほらあります。

見分け方は契約書やその他の書類で着工時期・完成時期、建築確認書と検査済書などの日付を確認して超短期間のうちに完成していないか、見てみれば通常日程で建築されたものかスピードビルドで建てられたものかある程度は判別できます。

スピードビルド知らずに契約は解約できる?

それではスピードビルドの企画で建築された物件と知らずに契約し、知った後に解約できるかというと、個人的な見解で言うと「できない」と思います。

その理由は、まず契約書や重要事項説明書などで、工事期間は説明を受けたうえで契約するので、工事期間についてはお客さんが「知らない」ということは通りずらいということ。二つ目には「工期の短さ」は購入動機の重要な部分とは判断されづらいということ。が挙げられます。

基本的には購入した建物に欠陥などがないかどうかで、解約などができるかが判断されるべきであるので、スピードビルドであるということを契約後に知っても解約は難しいと考えられます。

まあ、通常は該当物件の場合は「スピードビルドというものの一環で建てられた物件です。」と事前に伝えられるのでそういったトラブルはないでしょうが・・・

【SPEED BUILD】アーネストワンのスピードビルドって何?:まとめ

「スピードビルド」はアーネストワンさんの高速建築企画。たった1日で2階建ての新築一戸建てが完成する。

建物建築の効率化によるコストダウンと質を落とさず低価格の家を提供してきたアーネストワンならではの取り組みですが、一般消費者からは「なんでそんなことを頑張っているの?」とあまり理解をされていないところがある。

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