アーネストワンの断熱材はどんなもの?実際に使っている断熱材

アーネストワンの建売の断熱材はどんなもの?実際に使っている断熱材 アーネストワン

建売新築一戸建てを検討しているときにはだいたいが完成した後の場合が多いと思います。ですので壁の中にどんな断熱材が入っているかなどは購入した方でも知らないケースがあります。

おるすま内田
おるすま内田

断熱材ってどんなものが入ってるのかも知らない人が多いですよね

おるすま澤田
おるすま澤田

簡単に言うと袋詰めされた綿みたいなやつがいっぱい壁の中とかに入ってる感じやな

今回はそんな建売住宅のアーネストワンさんのクレイドルガーデンシリーズのある現場の断熱材について紹介していきたいと思います。

アーネストワンの建売の断熱材はどんなもの?実際に使っている断熱材

アーネストワンの建売の断熱材はどんなもの?実際に使っている断熱材

断熱材の施工が終わった段階でこういった感じです。

こちらの現場ではマグ・イゾベール社さんのグラスウールの断熱材を使用しています。小さく「λ50」というのが熱伝導率で断熱性能のこと。

一建設さんの現場に行ったときは同じ会社の商品ですが「λ38」、アイディホームさんの現場に行ったときは「λ45」と書かれてあるのが使われていました。熱伝導率の数値は小さいほうが熱を伝えにくいということなので、一建設・アイディホーム・アーネストワン順のいいようです。

アーネストワンの断熱マイスターが施工

グラスウール断熱材は湿気に弱く防湿層と呼ばれる袋みたいなものに包まれた状態で施工されています。

施工の質が悪いと上のほうに断熱材がない隙間の部分ができてしまう工事業者もいるようですが、建売メーカーさんの場合はこの辺りもかなり管理されているケースが多いです。

アーネストワンの断熱マイスターが施工

アーネストワンのHPによるとクレイドルガーデンシリーズの施工には「断熱マイスター」という民間資格を有する社員が施工や施工管理をしているそうです。

建売のこういった時期に内部を見る機会があれば、上部に断熱材がない隙間がないかチェックしてみてください。

天井の上も同様・2階の床下はなし【アーネストワン】

アーネストワンの建売住宅「クレイドルガーデンシリーズ」では、このようなグラスウールの断熱材が家全体を包むように、壁と天井に張り巡らされています。天井に施工されている断熱材については、建物が完成した後も2階にある点検口からチェックすることができます。

アーネストワンの建売の断熱材はどんなもの?実際に使っている断熱材

こちらは別のアーネストワンの現場ですが、2階の押し入れなどに天井の点検口がある場合が多いので脚立などがあれば覗いてみることができます。

天井部分には全面断熱材が施工されていますが、1階と2階の間つまり1階の天井、2階の床下には断熱材は施工されていません。同様に各部屋と部屋の間の壁にも断熱材は施工されていません

壁の断熱材は少し違う種類の商品を使っている場合もありますが、屋根の断熱材は各社各現場共通してこの断熱材が入っている傾向があります。

床下にはボードタイプの断熱材【アーネストワン】

アーネストワンの建売の断熱材はどんなもの?実際に使っている断熱材

アーネストワンの建売の床下はこんな感じになっています。黄色の梱包に使われていそうな発泡スチロールに見えるものが断熱材です。こちらも同じメーカーさんの床下用断熱材で、グラスウールをボード状にしたものです。落下防止の専用ピンで床に張り付いています。

実際にアーネストワンのクレイドルガーデンシリーズを検討するときは、すでに建物が完成している場合が多いと思います。そんなときの断熱材についてのチェックの方法は?

既に建築済みの場合の断熱材のチェックの仕方

このような断熱材が使われているということがわかりましたが、実際に皆さんが検討している物件できちんと断熱材が施工されているかどうかは、建築済みの場合はどのように確認すればよいのでしょうか

床や天井については開けて覗いて

床下や天井部分については、それぞれの点検口があるので、必ず覗いてみてください。覗いてみても見える範囲というのは限られていますが、全然確認しないよりはマシです。

床下を覗くときは胸ポケットに携帯やペンなどが入っていなか確認してから覗いてください。

壁の中の断熱材の確認は難しい

壁の中の断熱材の確認は正直難しい部分があります。壁を壊すわけにもいきません。

ギリギリ覗ける部分と言えば、コンセントを外すとその中に断熱材の端っこが見えます。ですが、全容は全く確認できませんし、コンセント部品を破損してしまい弁償しないといけない可能性もあります。

詳しく壁の中の断熱材の施工不良がないか確認したい場合は、赤外線サーモグラフィーカメラで温度変化を確認していく方法があります

壁の中の断熱材の確認は難しい

断熱材が未施工だったり、断熱材の上や下に隙間があればその部分から外気の温度が伝わり温度変化があります。上の写真の場合、結構隙間ありますよね。

赤外線サーモグラフィーカメラは、高いの買えば20万円くらいのもありますが、建売住宅の断熱材を確認するならこれくらいで十分です。

アーネストワンの建売の断熱材はどんなものを使う?実際に使っている断熱材:まとめ

アーネストワンさんの建売「クレイドルガーデンシリーズ」を検討中の方のために、実際に工事している現場の写真を使って解説させていただきました。

アーネストワンさんの物件をご検討中の方の参考になれば幸いです。

断熱材の仕様は現場によって変更している可能性もあります。あくまで今回お邪魔した京都府南部のある現場の断熱材の紹介で、アーネストワンのすべての物件でこの商品が使われているという話ではありません。
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