建売新築一戸建てを購入した方でも、その家が建築されているときから見学していたという方はほとんどいないと思います。

屋根材は足場に登らないとなかなか見れないものですよね

梯子で登って危ないめに遭うわけにもいかんし、普通はちゃんと見れないな
今回はそんな建売の中でも飯田グループホールディングスさんの一建設さんの建物の屋根の工事中の写真を紹介していきたいと思います。
一建設の建売の屋根材はどんなものを使っている【スレート屋根工事中】
一建設さんの屋根は「スレート葺き」もしくは「アスファルトシングル葺き」になっています。
一建設さんのホームページではカラーベストと紹介されていますが、カラーベストは「ケイミュー株式会社」のスレート材の商品名で、この商品がよく使われすぎてスレートのことをカラーベストというような状態にまでなっているとか。
写真のスレートが施工されていないところに見えている緑色のものが防水シートです。「GUMSTER」と書かれていますが、これは防水シートのメーカーの名前です。GUMSTERさんのHPはこちら
このように屋根は垂木と呼ばれる骨組みの上に、野地板を貼り面を作り、その上に防水シートを敷いてから、スレートを敷き詰めていくという工程になっています。
こういうロールで運び込まれてきます。今から敷く予定だったのですが、この現場では雨が降ってきたので延期するそうでした。せっかく足場の上まで上げたのにまた下すようです。
一建設の屋根材は「スレート」or「アスファルトシングル」
このような感じで屋根材が運び込まれてきます。使われているの屋根材は
ケイミュー株式会社のカラーベスト・グリシェイドクァッドのネオブラック
です。
アスファルトシングル葺きの現場もあります。
パブコプレミアというアスファルトシングルの商品を使っています。
屋根材施工の断面図【一建設のスレート仕様】
この屋根材をどのように施工するかというと、写真のように重ねて敷き詰めていきます。
2重もしくは3重に重なっている状態になっています。
スレート材は釘で打ち付けて固定するのですが、そこから雨漏りするのでは?と思う方もいると思います。
2重3重で釘で固定したところは直接雨が当たらないようになっているのと、下に敷いた防水シートにアスファルトが染み込ませられているので、打った釘に絡みついて雨水の侵入を防ぐようになっているそうです。
最後に角を板金で覆う
最後に板金で角をカバーします。時間の関係上そこまではみれませんでしたが、
こんな感じでカバーされます。こちらはアスファルトシングル葺き仕様の現場の屋根の完成写真です。板金はほぼ同じような感じで仕上がります。
アスファルトシングルの場合は外壁の色にあわせられる
スレート材は色のバリエーションがほとんどありませんが、アスファルトシングルの場合は色の選択肢が結構あります。
外壁材の色に合わせて屋根材を変えて、建物に多様性を設けることができます。
何年もつ?劣化した場合の塗装工事はいくらかかる?
スレート屋根のメンテナンスは10年を目安に塗装工事をするか検討すべきです。屋根にカビやコケが生えている場合はきれいに洗浄してから塗装します。
一建設さんの建坪30坪くらいの建物の屋根ではだいたい40万円ほどで塗装工事をすることができます。
屋根材は夏場になると高温になるのでひび割れを起こしたり、台風などの時に予期せぬものが飛んできて破損していることもあります。損傷がひどい場合は塗装工事ではなく、張替をしないといけません。
張替工事は施工内容によって80万円~200万円かかりますが、防水シートの劣化がないかも確認できるので、再度完全な雨漏り対策を施すことができます。
一建設の建売の屋根材はどんなものを使っている【スレート屋根工事中】
一建設さんの屋根材は、スレート葺きもしくはアスファルトシングル葺き。現場によって違う。
低価格で軽量なスレート葺き。定期的なメンテナンスは必要

一建設さんのお家のことなら何でもお気軽にご相談ください。
